3/11(金) 出発するか否かでうだうだ悩み、家を出発したのは22:30になっていた。高速をひた走り、梓川SAで車中泊。明日起きれるかしらん。 3/12(土) 6:00起床。予想通り寝坊。朝飯を食べ、うだうだ準備。天気は快晴なのにやる気がいまひとつ。東北地方の地震の中、登山に行くことと、余震による雪崩の心配が抜けきれ無いためだ。 うーん、今回はキツイ登山になるというのに心配だな。。。 8時過ぎに今回の出発点である栂池高原スキー場に着く。そのままチケット売り場に向かうとびっくり。なんと地震の影響でゴンドラとロープウェーが運休しているのだ。 |
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ゴンドラ山頂駅まではリフトを乗り継げば行けるが、その上のロープウェー分は歩かねばならない。ただでさえ予定から遅れているのに更なるビハインド。ますます今回は勝てる気がしない。どうすっかなー。。。 うだうだうだうだ悩み、もう山に登るのはやめて帰ろうかなとも思ったが、どうせ家に帰ってもやることもないので、かすかな可能性を信じてとりあえず登ってみることに。 地震の影響で閑散とするスキー場を歩き、リフトに乗る。それにしても栂池はだだっ広い。広さで言えば八方をしのぐな。 |
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リフトを乗り継ぎ、ゴンドラ山頂駅までたどり着く。ここからは林道歩き。久しぶりのテン泊フル装備がスーパー重く、傾斜は緩いのにやたらと疲れる。こんなに重かったっけ? | ||
ひーこらひーこら言いながら登っていくと、途中で林道をショートカットする道を発見。先に登っていたパーティーが作ってくれたのかな。感謝感謝。 | ||
ショートカットの道に入っていくと、足が埋まるようになったので、初めてワカン装着。物欲に任せて買ったワカンも購入から1年以上経ってよーやく使われることに。良かったなー、使う日が来て。 | ||
そのワカン、なかなか良い。沈み込みも少なく、コンパクトなので歩いている最中もスノーシューほど引っかかりにくい。トレースはついているが、雪が柔らかく、踏み抜いたりするときに最適かな。 ワカンパワーにも助けられ、バテバテながらもなんとか栂池自然園に到着。 ちょっとしたピークまで登り、行動食を食べながら美しい景色を楽しむ。はー、ここまででも十分だな。 |
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重い腰を上げて天狗原に向けて歩き出す。前方には天狗原手前の急登が見える。頑張りまっしょい。 | ||
天狗原への急坂はバックカントリースキーに最適でこの日も気持ちよさそうに滑る人がちらほら。 そんな楽しそうに滑るバックカントラーの横をぜーぜー言いながら登っていく。ふー、気持ちよさそう。うらやましか。。。 |
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何度も立ち止まり、休憩してはまた登り、よーやく天狗原にたどり着く。時刻はすでに14時。こりゃちょっとやばい時間だ。 | ||
しかし、重いテン泊装備を背負った伸二郎に急ぐ体力は残されておらず、とりあえず行動食を食べて残りの急登をこなせるパワーを補給。 目の前には白馬乗鞍の真っ白い急斜面。雪崩が起きそうな気もするが、トレースはスーパー直登コース。まー、きっと雪崩れないんだろう。きっと。。。 |
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白馬岳 敗退 2011年3月 |