頂上宿舎の隣には水場があるが、なんだかへんてこりんな看板が出ていた。まー、確かになんか混ざってる時もあるだろうからね。特に雨の日とかは。冷たくて美味しい水でしたよ。 | ||
水でのどを潤したらテン場の申し込み。もう14:00とあって既に数多くのテントが設営されていた。テン場料金はおぼろげな記憶で800円だと思っていたが、HPに700円と書かれているので700円だと思う。 優柔不断男はまーまーの場所に張るが、張ったあとで離れのような奥の方にベリー空いている場所を発見してそっちに行きたい気持ちに激しく心が揺れていた。 |
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まー、とりあえず頂上に行って景色を見て、帰ってきてスーパー近くにテントがあったら移動することにすればいい。 てなわけで、頂上に向けて出発。ガスはすっかり晴れて杓子も鑓も綺麗だ。そのまま頂上に向けて順調に登って行こうと思ったら、腹が減ってきてしまった。うーん、腹が減っては登山はできぬ。てなわけで、いったんテン場に戻ることに。 |
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テン場に戻ると移動したい気持ちが再び盛り上がる。が、一度設置して特に激近いテントも周りになく、なかなか面倒で移動する気にならない。しかし、少し離れたところになる若者グループは既になかなか騒がしく、夜の快眠の邪魔をする可能性大だ。やっぱ移動したい。でもめんどくさい。 とりあえず、夕飯を食べてうだうだしてると、遅着のグループが近くで場所を探している。が、グループで近くに張ろうとしてもそれ程スペースは無く、他のテントに密接した形で張ろうとしている。 これはチャンスだ!すかさず「俺、移動しますから、ここに1張いけますよ」と伝え、テントを撤収しだす。そして10分程で移動完了。 移動先はテン場の一番端っこ。隣のテントとの距離も離れており、静かな夜は保障されたもの。いやー、遅グループ、ナイス後押し。 |
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腹も満たされたし、テン場のことも解決したし、気分よく頂上に向かい歩き出す。空は雲一つない快晴。今日は良い夕景が見れそうだ。 | ||
白馬山荘手前で振り返ると、これぞ白馬岳の素晴らしい景色。やっぱ白馬は良い。 | ||
剱。白馬からの景色の主役。その端正な姿はいつみても素敵だ。 | ||
白馬山荘に着くと、スタッフが景色を撮影していた。ブログにでも載せるのかな? | ||
頂上近くになるとさらに良い景色。雲海に浮かぶ剱、毛勝三山、その奥に白山。いやー、素晴らしい。 | ||
頂上はとても空いていた。平日ということもあるが、17:30とちょうど夕食時と重なっていること、頂上まで行かずとも白馬山荘で十分に綺麗な景色が楽しめることから夕暮れ時の頂上は空いているのかな。 | ||
そんな頂上でゆったり景色を楽しむ。 雪倉、朝日方面。なだらかな稜線が良い雰囲気。 |
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剱、旭岳方面を太陽を入れて広角で。16-35 F4L Uは露出アンダー気味に映り、太陽光線はシャープに映る。それがまたいい雰囲気だ。 | ||
杓子を入れて広角で。白馬の景色と言えば個人的にはこの方角かな。いつみても感動する。 | ||
写真を撮ったり、横になって休んだりして、1時間ほど時間を潰すと辺りは夕暮れの色合いになってきた。先程と同じ景色だが、暖色系の色が加わったことで柔らかい印象になった。それぞれに良さがあるが、個人的にはこっちの方が好きかな。やっぱ山は朝夕の景色が一番だ。 | ||
剱の雲海も夕暮れの色合い。いい雰囲気。 | ||
やがて太陽は水平線に近づき、柔らかな色合いで辺りを包んでいた。赤く染まる夕日も良いが、個人的にはこのくらいの色合いが一番好きだ。今日は本当に良い景色が見れた。 | ||
やがて太陽は水平線に沈んでいった。今日は空に雲が無いから、空が赤く染まることもないし、夕暮れの景色はこれにて終了かな。 | ||
静かにたたずむ剱を見ながら余韻に浸るように登山道をテン場へと戻って行った。。。 | ||
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白馬岳 2015年7月 |