8/1 3:30に起きるも二度寝をして寝坊。4:20頃モゾモゾと起きて飯を食べ4:50頃出発。 既に辺りは明るく、稜線に出ると、杓子や剱が赤く染まっている。どうやら日はすでに昇っているようだ。 |
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まー良い、日の出が全てではないと言い聞かせ、頂上へと向かう。途中、ケルン(顕彰碑)付近で東側を眺めに行くと太陽が水平線より上にあるのが分かった。日の出ではないが、綺麗なので良しとするか。 | ||
頂上付近からは既に日の出を見終えて帰ってくる人が大勢いた。それに逆行して頂上に向かう人生遅れ人。良いんです。今からでも十分綺麗な景色が見れるから。 頂上に着くと、朝日雪倉方面の景色が広がった。今日も綺麗だ。手前には既に出発している人たち。お早いことで。今日はどこまで? |
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小蓮華への稜線とその向こうには北信の山々。ダイナミックで素敵な景色。 | ||
南を見れば杓子、鑓を経て続く稜線。奥には小さく槍穂の姿も見える。今日はどの山に行った人も幸せなひと時を過ごしているんだろうな。 | ||
雲海の先には八ツ 、富士山、南ア。八ツ は最近行ってないな。キレット越えは結局してないままだし、今度行ってみようかな。 | ||
北信方面を広角で。アンダー目の感じがなんだか良いじゃないか。 | ||
山頂影絵クラブ。北信の山は雲海のアクセントとなっていい味出してるな。 | ||
景色も楽しんだし、帰るか。 目の前には剱の素晴らしい景観。帰り道もまた楽し。 |
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登山道脇の花々は朝の光に照らされ、一層美しく見えた。 | ||
そのままテン場に戻って杓子、鑓とピストンしようと思っていたが、途中で旭岳に行く人を発見してから旭岳がどうも気になってしまった。 旭岳は意外に高低差があるので、時間はそれなりにかかりそう。でも、杓子や鑓はまた行く気になるかもしれないが、旭岳に行く気はなかなか起きないような気がして、これを逃したら行かないまま終わってしまいそう。よし、杓子や鑓は最悪今度でも良いから、今日は旭岳に行っておこう。 |
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旭岳にはまず鞍部まで下る。鞍部まで下ると、周りにはお花畑が広がっていた。ちょうどコバイケイソウが良い時期で、多くの花を見ることができた。コバイケイソウには縁があまりなかったので、うれしかった。 | ||
チングルマも綺麗だった。綿毛も良いが、花もまた綺麗だ。 | ||
旭岳の登山道は傾斜が急だ。雪渓を登り、登山道に取り付くと、ガレの急登が始まる。滑りやすくて結構疲れる。下りは滑らんように注意しんとな。 | ||
急登を登りきると平坦な場所になる。振り返れば杓子、鑓が今まで見たことない感じで広がる。杓子・鑓は白馬からの景色の方が良いかな。。。 | ||
富山方面を見ると、祖母谷へと続く長い稜線が見えた。この日も10人ほどが祖母谷方面へと向かっていった。欅平からトロッコで宇奈月温泉に行くのかな?それとも水平歩道で黒部へ?水平歩道はいつか歩いてみたいな。 | ||
平坦なピークから旭岳頂上への道は痩せた尾根。右側は崖なので落ちないように注意して歩く。見たところ、一番標高が高そうなのは右の岩場だが、あそこに登るのはおっかないな。とりあえず、行って様子を見るか。 | ||
近くに行くと、反対側は先は切れ落ちているが、傾斜も激きつくないし、岩にはひびが入り、足をかける場所もあるし、行けなくもなさそう。そんじゃ、行くか。 で、慎重に岩の上まで行ったけど、特に景色とかが良くなったわけでなく、頂上に立ったということ以外は特に良いことはないかな。わざわざ危険を冒してまで行く価値は無いかな。 |
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頂上から少し北側に伸びる尾根を行くと朝日、雪倉や足元に広がる鞍部の景色が開ける。ここでちょっと休憩。旭岳は雪倉から歩いたときにその峻険な姿にとても感動したが、頂上からの景色はそれほどだったな。旭岳は登る山では無く、眺める山なんだな。それが分かっただけでも登った価値はあったか。。。 | ||
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白馬岳 2015年7月 |