4/16 21時頃家を出発。今回の目的は木曽御嶽山に登ること。そして今日の目的地は道の駅みたけ。 この時期、御嶽の登山口である田の原までは「おんたけ2240スキー場」のリフトを乗り継いで行く。まだ田の原への道路が開通していないからだ。 そのおんたけ2240スキー場のリフト運行開始は8:00であり、当日の朝早起きすれば当日出発でも十分。しかし、家の快適な寝床だと早起きできないこと間違いないので前日に道の駅まで移動して車中泊なのだ。 道の駅には23時30分到着。寝床を準備して就寝。 4/17 6時30分起床。うーん、寝坊した。。。 朝飯を食べ、一息ついて出発。おんたけ2240までの道はクネクネしているが、道幅は十分で走りやすい。 スキー場には8時位に到着。さっそく準備開始。今回はボードをかついで御嶽に登り、滑って下る計画。初めての山ボードだ。 ボードをするのは実に久しぶりで前回は3年前に一日滑ったのみ。その前だと5年以上前になる。御嶽の急な斜面をいきなり滑るのは危ないなーと思い、まずはスキー場で2、3本滑って感触を確かめることにした。 回数券を買って、リフトを乗り継ぎ、スキー場の上部へ。目の前には木曽谷の山々とその向こうに中央アルプス。ここからの景色だけでも満足できちゃうね。 さて、恐る恐る滑りだすとそれなりに滑れる。スピードに乗ったクルージングはいまいちできていないが、曲がる、止まるはちゃんとできる。2本滑って、まーいけるでしょと滑走を終わる。 |
||
登山口である田の原へは、スキー場最上部のリフトから三笠山の北側を通る道を行く。 | ||
すぐに三笠山の裏に出て、おなじみの風景が飛び込んできた。おおー、いつものところだ。スキー場とは目と鼻の先だったんだなぁ。 | ||
風もなく、日差しはさんさんと降り注ぎ、滑走する服装だと暑いくらいだ。 ジャケットとフリースを脱ぎ、手袋も薄手のものに変える。ボードはグレゴリーに適当に括り付ける。しっかりと固定されていないので少し動くが、外れることはない。まー、大丈夫でしょ。 靴は、登山靴に履きかえた。普通はボードの靴でそのまま登るんだろうけど、伸二郎のボードの靴は金具とハイバックが中に入った変わったもので、固く、歩きづらいので履き替えることにしたのだ。 |
||
準備もできたので、念のためトイレに行って出発するかと思いきや、トイレはまだ閉鎖されていた。この時期の御嶽に登るなら、携帯トイレを持参しないとね。 さて、遅くなったが、出発するか。 |
||
登山道は初めから雪に埋もれている。山スキー・山ボーダーは多くいるようで、雪は良く踏まれており、踏み抜くこともなく歩きやすい。まずはツボ足で歩くことにした。 途中までは夏道を同じで道幅があり、まっすぐでわかりやすく、目印が無くても迷うことはないだろう。 |
||
しばらくは傾斜も緩く、楽ちんだが、大江権現あたりから傾斜が強まり、きつくなる。 またこのあたりから木々の合間を縫っていくようになり、やや道がわかり辛くなる。トレースが無い場合は注意が必要だ。 |
||
徐々に標高を上げていくと木々が切れてきて、景色が開ける。この先へ進むと、夏道は右へ曲がり、尾根筋を行く形となるが、雪があったりなかったりして歩きづらいので、夏道に行かず、写真左斜めの雪の大きな斜面を歩く。 厳冬期なら雪崩れの危険の少ない尾根道である夏道を行くのが良いだろうが、雪も安定しているこの時期は大斜面のほうが歩きやすいし、道もわかりやすい(基本的にはまっすぐ上がって行けば良い)。 |
||
雪の斜面をトラバースして適当なところでアイゼン装着。この先は急傾斜なので、ツボ足だと滑ってキツイ。 | ||
この先はひたすら急な斜面を行く。いつもながらキツイね。 | ||
王滝頂上山荘は割と早くから見えているんだけど、ぜんぜん近づいている感じがしない。それが疲れを倍増させるんだよね。 | ||
今日は特に急いでもいないのでまったり休憩。振り返ると遠くに中央アルプスが綺麗に見えた。御嶽は独立峰ゆえ、遮るものがなく展望が良い。休憩してても気持ちが良いね。 | ||
さて、へばりながらも何とか王滝頂上到着。目の前には御嶽山最高峰の剣ヶ峰が顔を出す。 実は登ってくる途中まで頂上だと思い込んでいるのは本当の頂上でなく、王滝頂上という火口壁?の一部。富士山と同じようなもん。 王滝頂上から剣ヶ峰までは傾斜もそれ程でなく、道幅も広くまったりした道。空の近さを実感しながらゆっくりと進んでいく。 |
||
頂上直下の登りはきつく、再びばててしまったが、何とか目標の14時に頂上到着。 頂上からはすぐ北にある乗鞍やその奥の北アルプスの展望が素晴らしい。今日は天気が良くて良かった。 |
||
その1 | その2
御嶽山 2011年4月 |