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みずがき山 '05年10月



9/28(水)
相も変わらずウダウダして、出発したのは22:30、たまには早く出発しないとなぁ。

今宵も中央道を北へ。駒ヶ岳SAでパンとジュースを買って駒ヶ根ICで下りる。時刻は0:30、今回の目的地である中央アルプスは家から近くて出発が遅い伸二郎にとてもありがたい。

どこで寝ようか迷ったが、トイレがある菅の台駐車場にすることにした。500円かかるけど、トイレもあるし、明かりもあるし、条件が良い。

寝床を準備して外に出ると、満天の星。早く寝ないといけないのについつい三脚立てて星空撮影の練習。まーほどほどに条件はつかんだかな。

眠りに着いたのは1時過ぎ。明日も寝坊しそうだな。。。

9/29(木)

予想通りの寝坊。パンをほおばり、野菜ジュースを飲み、脳が起きるのを待つ。辺りはロープウェーに向かうバスの乗車待ちでなかなかの賑わい。

そんな順番待ちの列の横を車で出口へと向かう。みんな「なんでこいつこんな時間に駐車場出てくんだ」と不思議な顔。そりゃそうだな。

今回は林道古城線の途中まで車で行き、そこから登山を開始する予定。空木岳をピストンで登るなら標高が稼げるこの方法が楽でおすすめ。

別荘地の奥に進むと林道となり、そのまま未舗装の道を3q進むと登山者用駐車場がある。車は10台ほど。空いているほうかな。
車を止め、着替えを済ませ、いざ登山開始。初めは来た林道を500mほど戻る。

そうすると登山道とぶつかっているので、これを空木岳方面へ。
登山道は初めから急登。初めからきついですな。
急登を20分ほど登ると再び林道とぶつかり、林道を進んでいくと林道の終点から池山(空木岳)登山道の始まり。登山ポストはこの場所にある。前も思ったが、回収しにきてんのかなぁ?
登山道入り口からしばらくは傾斜の緩い道。朝の光に照らされた木々の緑が美しい。秋は樹林帯でも爽やかで良い。
傾斜の緩い登山道を1時間ちょっと歩くと池山小屋の休憩場所。以前来た時と異なり、水の出がかなり豊富。なんでだろ?

そもそも、川から引いているパイプみたいなものも見られないし、どうやって水をひいてるんだろうか?不思議だ。。。
池山の水場からすぐに分岐がある。今まではここで「登山道経由」で空木岳に向かっていたが、今日は初めて「遊歩道経由」で行くことにした。
遊歩道は名前から想像する通りに傾斜は緩め。初めはつづら折れに急登を登って行くが、やがて白樺などの間を行く。やや笹が高い場所があるが、それ以外はとても歩きやすくて良い道だと思う。
分岐から30分ほどで登山道と合流し、これを10分ほど進むとマセナギに着く。
マセナギからは再び傾斜の緩い道が続く。傾斜が強まり、斜面を登りきると、尾根に出る。ここから池山尾根の難所「迷い尾根(大地獄、小地獄)」が始まる。
迷い尾根は2度通ったことがあるが、どうも景色に違和感がある。こんなに痩せた尾根をあるいたっけな?などと思っていたら、途中の登山コースが変わっていた。

聞いた話によると巻き道が崩れて尾根の頂上を通る旧道を整備しなおして再び使うようにしたんだとか。

以前に比べ、より痩せた登山道となったので、危険度はちょっとアップしたかな。また、鎖場の難易度も少し上がったような気がするな。登山道を踏み外さぬ様注意。
迷い尾根の途中で一か所展望の利く場所があり、よく晴れ渡った空の下に天を突く宝剣岳がはっきりと見えた。いつみてもわかりやすい山容だ。
痩せ尾根の頂上歩きが終わると足場の狭いトラバース。ここも結構危険なので踏み外さぬように注意。
痩せ尾根が終わると平坦なトラバース路。ここからは危険度も低く、安心して歩ける。
もう余裕だと思いきや、案外ここからが長く疲れる。展望も利かないので休憩するタイミングを見つけにくいが、休憩しておかないとあとでバテるので時間決めて休憩するのが良いだろう。

展望の利かない長ーい樹林帯の登りもこの分岐でようやく終わり。お疲れさん。


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