3/2 骨折した左足親指もくっつきだし、運動もできるようになった。ただ、まだ完全にくっついてるわけでないので、指先に大きな負荷がかかるような山はまだ行けない。お気楽な山限定だ。 お気楽な山と言えば八ヶ岳と決めつけ、八ヶ岳の地図とガイドを眺める。展望の良い南八ツ主稜線に登るルートの内、杣添尾根というのが比較的易しいようだ。まだいったこともないし、ここに決定。 久しぶりの中央道を走り、小淵沢ICで下りて野辺山駅へ。野辺山駅のロータリー駐車場で車中泊。とても寒い夜だった。 3/3 アラームの音で目を覚ますが、寒さと眠さでなかなか起きれない。車の暖房をつけ、外の気温を見ると、-12℃。さすが八ヶ岳、気温低いな。 |
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車が温まってきたころ、ようやくシュラフから出て、とりあえずトイレへ。野辺山駅は静かだし、綺麗で暖かなトイレ(暖房が入っている)もあるし、車中泊には良いところだ。 | ||
穏やかな朝日の中、出発。海ノ口へ向かう途中に見える八ヶ岳は朝日に照らされ、うっすらオレンジ色。なかなか綺麗だ。 | ||
いい気分で走っていたが、海ノ口別荘地区の上部で様子は一変。道はガリガリに凍り、道の両端の雪が張出し、車1台が通るのがやっとの道幅に。 大丈夫かなと思っていたら、傾斜が急になったところで滑って登れんくなってしまった。 |
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「そんなバカな。ここまで来て撤退かよ。」とがっかりしたが、地図を見ると登山者駐車場へは北側からでもアクセスできそう。かすかな望みを抱き、北側からアクセスする。 傾斜は南側より緩いが、凍結具合からして、一度立ち止まると再発進は厳しそうだ。いや、それどころかUターンさえままならず、ずーっとバックで走ることになっておっかない。 道幅は南側の道路同様に車一台分。対向車が来たらアウトだ。対向車が来ないことを祈ってドキドキしながら走って行くと幸い対向車も来ず、登山者駐車場までアクセスできた。 いやー、八ヶ岳の東側は大丈夫だろうと油断していた。やっぱり八ヶ岳の道路は手強い。 |
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登山者駐車場はこの季節、10台止めれるか止めれないかってくらい。除雪は行きとどいていた。 | ||
準備をして出発。駐車場から杣添尾根登山口までは別荘地内を歩かねばならない。無雪期と異なり、登山口までの道は目立つ案内板も無く、とてもわかり辛い。今回通った別荘地内の道はこんなん。ご参考に。 | ||
まず、駐車場の目の前の道を進んでいく。 | ||
突き当りっぽい分岐(地点@)を右に進み、すぐに道路から外れて遊歩道っぽい森の中へ(地点A)。 | ||
地点Aの目印はこの木の看板。そしてその上にある赤布。もっと目立たせてくれよ。 | ||
遊歩道っぽい道を歩いていくと、地点Bで車道にぶつかるので、これを左に。 すぐに地点Cの分岐になるのでこれを右(山側)へ。 |
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まっすぐ進むと電柱のある分岐(地点D)にあたるので、これを左に。 | ||
地点Dを左に曲がったらすぐに道路右(山側)に写真のような「登山道入り口(杣添尾根)」という登山道を示す看板があるので、その目印に従い、森の中へ。 この看板は地点Dで曲がったら本当にすぐに(10mも無いくらい)あるので、無ければ間違えている可能性が高いので戻って道を確認すべし。 |
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さてようやく登山道入り口に着くも、まだわかりにくい道は続く。トレースがあれば大丈夫だが、無いと苦戦するかも。赤布とこのような看板を注意深く探して進むべし。 | ||
看板に従い森の中を進むと、再び車道に出てやがて目の前に赤い橋と稜線(横岳)が見えてくる。 | ||
橋を渡ると東屋と池がある広場に出る。登山道はこの看板の右隣を森の中へと続く。ここまでくればもう間違えることはないだろう。人が少ない静かな道とは言え、もう少し標識を増やしてわかりやすくして欲しいなぁ。 | ||
その1 | その2 | その3
杣添尾根で横岳 2013年3月 トップへ |