その8

	8/19 今日は北海道最後の日。あっという間の１週間だったなぁ。曇り空の下、テントを撤収して走りだす。今日も特にどっか寄ろうと決めてなかったので、適当に南下して考えることにした。留萌までの道は何度も通ってる道で懐かしさを感じる。まっすぐな道と風車が相変わらずいい雰囲気だ。

	留萌まで来て、しばしルートを考える。このままずっと海岸線を走り続けて札幌に行くのは新鮮さに欠ける。今回は新しい道を走りたい。地図とにらめっこした結果、海岸線から１本中に入った道道２８号を走ることに。Ｒ231を浜益まで走りそこからＲ451に曲り、内陸へ。しばし走って道道28との合流点を28号へ。道道28号は適度なワインディングが続き、走っていて楽しい道だ。交通量はとても少なく、ほかの車を気にせず自分のペースで走れるのも良い。

	道道28号を走っていると、道沿いにツーリングマップルでもおなじみの「とりたま食堂こっこ屋」がある。お店は少し道から中に入っており、見えづらい。道道沿いのこの看板が目印だ。見落とさぬ様。

	とりたま"食堂"と言うくらいで中はちょっと食堂チック。注文はテーブルにおいてある紙に書いてカウンターのおばちゃんに渡す仕組みだ。

	頼んだのはもちろん親子丼。柔らかな出汁の味で、食べ続けるとちょうど良い濃さ。対照的にお肉は弾力が強く、また焼き鳥みたいに焼いてあるので、ちょっと普通の親子丼と異なる感じ。個人的には噛みごたえのある肉は好きなので良いが、少し好みは分かれるかもしれない。親子丼のほかにラーメンも人気みたいで食べてる人が多かった。次に来るならラーメン＋焼き鳥かな。

	食事を終えた後は淡々と国道を走って札幌へ。毎度おなじみの札幌駅近くの駐車場に止めようとしたが、19時で駐車場は閉まってしまうらしく、今日は24時間やっている札幌市北一条駐車場にバイクを止めることにした。

	こちらの駐車場は入口もぼちぼち広く、値段も安く（50円/30分、　最大500円/１日）結構良い。利用の仕方はバイクを枠内に止めてチェーンをタイヤやフロントフォークに通して機械に差し込む。なるほどね、よく考えられてるね。

	バイクを止めてまずはテレビ塔に向かう。

	階段で上がろうかと思っていたが、残念ながらイベント開催日とか特別な日以外は階段を利用できない。仕方なくエレベーターで上へ。いまどき珍しいエレベーターガールによる肉声でのアナウンスを聞きながら展望階へ。展望階は人も少なくゆったりと見物することができた。人が少ないって素晴らしい。

	テレビ塔のお土産コーナー。テレビ父さんというキャラクターが人気？のようであちらこちらに見えた。初めて知ったなー。

	テレビ塔の後はいつものごとく、エスカでお土産を買って、ジンギスカンを食べに行く。どこに行こうか迷ったが、味・雰囲気の良いだるまに行くことにした。

	開店間もないのにすでに満員で少し待って店内に案内される。席に座ると勝手に一人前のジンギスカンと野菜を出してくれる。悩まなくていいね。ジュウジュウ焼けるジンギスカンを食べると北海道だなーって実感する。やっぱ北海道はジンギスカンだな。

	ジンギスカンの味に満足してお店を後に。飲み屋が多いすすきのらしい自販機を眺めたりしながら駐車場へと戻って行った。

	フェリーの出航にはまだだいぶ時間があるので今日はゆっくりと走ることにした。途中からガスが濃くて走り辛かったが、20：30無事にフェリー港到着。ターミナルビルでテレビを見たりしながら暇をつぶしているとやがて乗船が始まった。

	お風呂に入ってラウンジでまったりする。事故なく北海道を走りきった安堵感と家に帰れるうれしさ、北海道の休みが終わってしまう悲しさが入り混じったこの瞬間が何とも好きだ。しばらくして船は港を出て、嫁と虎太が待つ本州へと旅発った。

	8/20 ダラダラと起きてラウンジへ。朝食を食べてぼけーっとする。船は至って順調に航海を続ける。外はとてもいい天気だ。そして船での時間は限りなく暇だ。そういえば去年はノートパソコンでも買って持ってこようなんて言ってたような。ふふっ、来年こそは買おうかな。。。ひたすらダラダラと過ごしていよいよ敦賀が近くなってきた。美しい夕日を見届けると、皆下船の準備に部屋に帰って行った。もうすぐこの旅も最後だな。

	船は時間通り港に着き、荷物を積み込んで下船。

	帰りの高速は空いており、すこぶる順調に走って家へ。嫁とニャンコのお迎えにちょっとうれしくなる。ただいま、虎ちゃん。今年は知床岬以外ほとんど気の抜けたようなツーリングだったが、それでもほどほどに楽しめたし、満足だ。来年、幌尻岳に登ったら、いよいよ北海道ツーリングともしばらくお別れだな。来年も良い旅できると良いな。。。

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	8/19 今日は北海道最後の日。あっという間の１週間だったなぁ。曇り空の下、テントを撤収して走りだす。今日も特にどっか寄ろうと決めてなかったので、適当に南下して考えることにした。留萌までの道は何度も通ってる道で懐かしさを感じる。まっすぐな道と風車が相変わらずいい雰囲気だ。

	留萌まで来て、しばしルートを考える。このままずっと海岸線を走り続けて札幌に行くのは新鮮さに欠ける。今回は新しい道を走りたい。地図とにらめっこした結果、海岸線から１本中に入った道道２８号を走ることに。Ｒ231を浜益まで走りそこからＲ451に曲り、内陸へ。しばし走って道道28との合流点を28号へ。道道28号は適度なワインディングが続き、走っていて楽しい道だ。交通量はとても少なく、ほかの車を気にせず自分のペースで走れるのも良い。

	道道28号を走っていると、道沿いにツーリングマップルでもおなじみの「とりたま食堂こっこ屋」がある。お店は少し道から中に入っており、見えづらい。道道沿いのこの看板が目印だ。見落とさぬ様。

	とりたま"食堂"と言うくらいで中はちょっと食堂チック。注文はテーブルにおいてある紙に書いてカウンターのおばちゃんに渡す仕組みだ。

	頼んだのはもちろん親子丼。柔らかな出汁の味で、食べ続けるとちょうど良い濃さ。対照的にお肉は弾力が強く、また焼き鳥みたいに焼いてあるので、ちょっと普通の親子丼と異なる感じ。個人的には噛みごたえのある肉は好きなので良いが、少し好みは分かれるかもしれない。親子丼のほかにラーメンも人気みたいで食べてる人が多かった。次に来るならラーメン＋焼き鳥かな。

	食事を終えた後は淡々と国道を走って札幌へ。毎度おなじみの札幌駅近くの駐車場に止めようとしたが、19時で駐車場は閉まってしまうらしく、今日は24時間やっている札幌市北一条駐車場にバイクを止めることにした。

	こちらの駐車場は入口もぼちぼち広く、値段も安く（50円/30分、　最大500円/１日）結構良い。利用の仕方はバイクを枠内に止めてチェーンをタイヤやフロントフォークに通して機械に差し込む。なるほどね、よく考えられてるね。

	バイクを止めてまずはテレビ塔に向かう。

	階段で上がろうかと思っていたが、残念ながらイベント開催日とか特別な日以外は階段を利用できない。仕方なくエレベーターで上へ。いまどき珍しいエレベーターガールによる肉声でのアナウンスを聞きながら展望階へ。展望階は人も少なくゆったりと見物することができた。人が少ないって素晴らしい。

	テレビ塔のお土産コーナー。テレビ父さんというキャラクターが人気？のようであちらこちらに見えた。初めて知ったなー。

	テレビ塔の後はいつものごとく、エスカでお土産を買って、ジンギスカンを食べに行く。どこに行こうか迷ったが、味・雰囲気の良いだるまに行くことにした。

	開店間もないのにすでに満員で少し待って店内に案内される。席に座ると勝手に一人前のジンギスカンと野菜を出してくれる。悩まなくていいね。ジュウジュウ焼けるジンギスカンを食べると北海道だなーって実感する。やっぱ北海道はジンギスカンだな。

	ジンギスカンの味に満足してお店を後に。飲み屋が多いすすきのらしい自販機を眺めたりしながら駐車場へと戻って行った。

	フェリーの出航にはまだだいぶ時間があるので今日はゆっくりと走ることにした。途中からガスが濃くて走り辛かったが、20：30無事にフェリー港到着。ターミナルビルでテレビを見たりしながら暇をつぶしているとやがて乗船が始まった。

	お風呂に入ってラウンジでまったりする。事故なく北海道を走りきった安堵感と家に帰れるうれしさ、北海道の休みが終わってしまう悲しさが入り混じったこの瞬間が何とも好きだ。しばらくして船は港を出て、嫁と虎太が待つ本州へと旅発った。

	8/20 ダラダラと起きてラウンジへ。朝食を食べてぼけーっとする。船は至って順調に航海を続ける。外はとてもいい天気だ。そして船での時間は限りなく暇だ。そういえば去年はノートパソコンでも買って持ってこようなんて言ってたような。ふふっ、来年こそは買おうかな。。。ひたすらダラダラと過ごしていよいよ敦賀が近くなってきた。美しい夕日を見届けると、皆下船の準備に部屋に帰って行った。もうすぐこの旅も最後だな。

	船は時間通り港に着き、荷物を積み込んで下船。

	帰りの高速は空いており、すこぶる順調に走って家へ。嫁とニャンコのお迎えにちょっとうれしくなる。ただいま、虎ちゃん。今年は知床岬以外ほとんど気の抜けたようなツーリングだったが、それでもほどほどに楽しめたし、満足だ。来年、幌尻岳に登ったら、いよいよ北海道ツーリングともしばらくお別れだな。来年も良い旅できると良いな。。。