朝は7時にご飯を食べようと考えていたが、まさかの寝坊。起きた時は既に7時半。やっちまったぜ。 寝ぼけ眼をこすりながらレストランへ。あっさりとした朝食を済ませ、チェックアウトし、バイクにまたがる。今日の最初の目的地は曲線の形状が美しい錦帯橋だ。 今日は四国に渡りたかったので、なるべく早いルートをと考えていたが、山道のR376コースを選んでしまい、速度は出ていれど、距離が増え、更なる予定の遅れをきたしてしまう。 |
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R376は交通量がとても少なく、自分のペースで走れる。 | |
そんなかんなで錦帯橋に着いたのは10時。ま、こんなもんか。早速駐車場(バイク無料)にバイクを止め、橋へ。天気は快晴、美しい景色が広がる。やはり晴れは良いな。 実はこの錦帯橋、学生時代に来たことがある。そのときはあんまり天気が良くなかった。あの時は旅のほとんどを雨に降られてたっけ。見所も分からず、ただ走ってただけだった。そんなことを思い出しながら橋に着くと、通行料支払い所があった。そうそう、有料だったな。。。 通行料を払い、橋を渡りだす。登ったり下ったりを繰り返し、対岸に着く。対岸では御土産屋が軒を連ねていた。奥には公園があり、その奥には岩国城へと続くロープウェーがあるみたいだが、今日はパス。橋を戻り、川原をぶらついて、錦帯橋を後にした。 |
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独特の曲線美に溢れた錦帯橋。周りの美しい風景ともよく調和し、日本三名橋の一つに数えられる。 | |
その形状ゆえ、なんども上り下りがある。こんな橋は他にないな。 | 独創的な木組みの技法を用いて作られた錦帯橋は現代の橋梁工学からしても非の打ち所がないとか。 |
日本三名橋の錦帯橋のお次は日本三景・安芸の宮島だ。R2号を走っていると宮島に近づくにつれ、道が混んできた。そして宮島付近ではほとんど動かなくなってしまった。宮島周辺のR2はいつもこんな感じで混んでるらしい。 すり抜けをして先頭まで行くと、駐車場待ちで動いていない。なるほど、これが渋滞の原因か。よう分からんところに高速道路を作ったりせずに、こうゆう年中混んでるところにバイパス道路を作って欲しいもんだ。 駐車場待ちの車の列を尻目に、がら空きのバイク駐車場にバイクを止め、フェリー乗場へ。往復切符を買い、フェリーに乗り込む。太陽が反射してまぶしい海を進み、宮島へ。海から見る厳島神社はとても小さく見える。 宮島港についてから厳島神社までは10分ほど歩くことになる。びっくりしたのは鹿がいっぱいいたこと。結構有名みたいだが、知らなかったヘタレは結構驚いた。おとなしい鹿を見ながら厳島神社へ。 |
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宮島口よりフェリーに乗り宮島へ。車と同じとこから乗るあたりが効率的かつユニーク。 | 瀬戸内海は太陽が反射してまぶしかった。瀬戸内は余りきれいな海ではないと思っていたが、そうでもないな。 |
宮島で驚いたのは鹿がいっぱいいたこと。奈良だけじゃないんだね。 | 宮島港より厳島神社は10分ほど歩く。道中はみやげ物屋や旅館がいっぱいだった。観光の島を実感した。 |
厳島神社は有料で、入場料は300円なり。中は暑いこの日でも涼しく、快適だった。中を見るのに時間がかかるかと思いきや意外に小さく、すぐに出口にたどりついてしまった。 お土産を物色した後、宮島港よりフェリーで宮島口に戻る。おなかが空いていたので、フェリー乗場近くの店でアナゴ天丼(1460円)を食べる。それほど期待してなかったが、アナゴがホクホク柔らかく、タレも美味しくてなかなか満足。どうやら宮島口はアナゴが有名らしく、アナゴのお店が沢山あった。美味しかったのでお勧めです。 |
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厳島神社は考えていたよりも小ぶり。10分もあれば見て周れる。 | 中はこんな感じ。朱色の柱や梁が鮮やかだ。 |
こんなものもあった。千畳閣と五重塔。どうやらこれらは厳島神社ではないようだ。そのせいか、人もまばら。 | 宮島口の「しろやま」というお店で食べたあなご天丼。あなごがホクホクで美味しかった。 |
宮島を過ぎるとR2はバイパスとなり、広島まで時間はそんなにかからない。広島に着くと、広島といえば原爆ドームということで、原爆ドームを目指す。 広島市は意外に車の流れがスムーズで、すんなりと原爆ドームに着いた。 バイクを降り、原爆ドームを近くで見ると、ぼろくなった壁や、崩れ落ちたコンクリートが下にあることに気づいた。遠くで爆発した爆弾でこれほど破壊できるとは、原爆恐るべし。平和な時代に生まれたヘタレは幸せもんだな。 |
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広島市は路面電車が走ってた。結構路面電車が走っている都市は多いんだな。 | |
原爆ドームは遠めに見ると、雑誌でおなじみの風景。 | 近くで見ると、崩れた壁などが原爆の威力を物語っています。近くで見ないとわからんです。 |
広島市のあとは尾道市にある映画「男たちの大和」の実物大模型を見ようとR2をひた走るが、R2はとても混みあっていて、あえなく撃沈。現場に着いたときには既に見学時間を過ぎていた。しゃーないのでまた今度来ることにして今日の宿を探す。 明日四国の山を登る予定なので、今日はなんとしても四国に渡りたい。四国のYHに電話をかけるが、すべて満室。初めてGWを感じた。こりゃ、やばいと思い、家の嫁に頼んでビジネスホテルをネットで探してもらうが、どれも満室。これはいよいよやばいかと一瞬考えたが、「全部満室なんてことはありえん。どっか開いてるに決まってる」と考え、四国へレッツゴー。 夕景のしまなみ海道は瀬戸内海に浮かぶ島がとても美しかった。橋を渡るたびに橋の美しさと、そこから見える瀬戸内海に見とれた。最後の来島海峡大橋をわたるころにはすっかり日も暮れ、暗くなっていた。 |
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終点今治ICでしまなみ海道を降りて、今治市に向かう。途中にSATYを発見したので、入って本屋に行く。 本屋でホテルガイドを買って、ビジネスホテルに電話すると、ちょうどキャンセル待ちがでたとのことで一発でOK。やっぱこのホテルガイドはナイスだ。私と同じような旅のスタイルの人はぜひとも一冊もっておきたい。 ホテルに着き、コンビニ弁当を食べ、くつろぐ。今日は個室なので気楽だな。風呂に入り、明日の計画を練り、就寝。明日はがんばるぜい。。。 |
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宿に困ったときにはこのホテルガイド。かなり役に立ちます。YH&ビジネスホテル主体の人にはお勧めです。 |
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