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その3 (日本館、夜の外国館)

 万博会場では結構意外な事が多かったが、ここ長久手日本館の人気ぶりもかなり驚いた。トヨタ、日立を除く企業パビリオンが1時間を切る待ち時間の中、長久手日本館は客の空く夕方でも90分待ちだった。
 長久手日本館の主旨はよくわからなかったが、程ほどに楽しめた。ここでは紹介できなかったが、途中にある360度の映像空間はなかなか面白かった。
長久手日本館は外側が竹を編んだものになっていた。
最初は動く歩道より、電化製品などの移り変わりを見た。 映像を見た後、竹をイメージした空間を通る。
 
長久手日本館を出たとき辺りは既に暗くなっていた。そろそろ疲れたので帰ろうとオセアニア・東南アジア館の前を通ったとき驚いた。昼間とはまったく違った風景が広がっていたからだ。
 昼間は人が多く、ただただ暑いだけの場所だったが、夜は各パビリオンのライトアップで美しく輝いたまったくの別世界が広がっていた。おまけに人も少なく、涼しい。
 いい気になってタイ館へ入り、売店でドリアンアイスを買う。臭いと聞くが、果物の王様とも聞く。きっと味は良いに決まってると考えていたらそんなことも無く、5分の1も食べれず撃沈。ドリアンは「臭い物」の王様です。
タイ館は中も当然タイ色。なんか好きだな、この色。 とにかく臭い。食べた味?も臭い!
夜の外国館は昼間とガラッと雰囲気が変わる。人も少なく、涼しい。結構お勧め。
橙色に輝くタイ館。独特の雰囲気がナイス。 マレーシア館はとってもきれい。緑はバナナを想像してしまう。なぜだ。
シンガポール館。色は少ないが、とてもおしゃれ。 オーストラリア館。昼間ワニを食べたとことは思えん。
夜のオセアニア・東南アジア館はとてもおしゃれ。夜の万博は昼と違ったおしゃれな雰囲気だ。
 午後8時、ピンク色に輝く夢見る山を見ながら会場を後にする。今回はそれほど混んでも無く、予想より多く企業パビリオンを回ることができてとても満足だった。外国館を多く回れなかったことが残念だが、あまり多く回ると感動が薄れるのでちょうど良かったのかもしれない。
 また、夜の雰囲気の良い外国館を見れたこともとても良いことだった。
 少し気になるのは万博が終わったあとの会場の状態だ。どれくらい万博の施設が残るかは分からないが、万博後の会場に訪れるのがちょっと楽しみだ。
ピンクに光る夢見る山を見ながら会場を後に。



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