不帰ノ嶮は唐松岳〜白馬岳へと続く稜線にあるキレットで、同じ後立山連峰にある八峰キレット、穂高連峰にある大キレットと並ぶ日本三大キレットの一つ。とはいえ、危険箇所は短く、鎖もしっかりついているので、気をつけていれば問題ないだろう。一番の危険箇所は不帰2峰の北壁である。 唐松岳は360度の素晴しい展望が広がる。白馬三山も素晴しい景色が広がるはずだが、今回は天気が悪く、展望を十分楽しめなかった。また、今回、稜線で雷雨に遭遇した。夏山、特に7月の終わりなどに前線が停滞して大気が不安定な時は雷雨の可能性を十分考えた上で行動計画を練ることが大事だと実感した。 |
その1 (八方尾根〜唐松山荘) |
その2 (唐松夕焼け劇場) |
その3 (不帰ノ嶮) |
その4 (天狗の大下り〜天狗山荘) |
その5 (天狗山荘〜雷雨祭り) |
その6 (村営宿舎〜大雪渓〜猿倉) |
標高 | 唐松岳2696m、天狗の頭2812m、白馬鑓ヶ岳2903m | |
場所 | 長野県白馬村、富山県宇奈月町 | |
難易度 | 上級 | |
予想時間 | 15時間 | |
標高差 | 1053m、1673m(八方池山荘:1850m、白馬鑓:2903m、猿倉:1230m) ただし、稜線はアップダウン多く、累積標高は大きい。 | |
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