今年もやってきた、秋のチャレンジアルプスの時期が。 今年の目的地は念願の剣岳。2年前、グッチとともに登頂を目指し、悪天候に阻まれ、登頂できなかった為、今回はリベンジ登山だ。 前回は扇沢から室堂に入ったが、扇沢から室堂までの乗り継ぎが多く、時間がかかったので、今回は富山県側から入ることにした。 天気予報では10/9、10は雨だが、10/11、12は晴れる予想。この2日間に期待していざ出発。 10/9 東海環状道、東海北陸道とつなぎ、ひたすら北へ。予想していたとはいえ、遠い。高速を延々と走り、立山駅に着いたのは19時を過ぎていた。 自宅から300km余り。アルペンルート入り口までは扇沢に比べ距離で60km、時間にして45分ほど長く、結局、トータルで考えると扇沢から入るのと変わらんかったな。。。 立山駅に隣接した駐車場に車を止め、コンビニで買ったますの寿司&唐揚げを食べて車中泊。運転疲れたな。 |
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10/10(日) 朝起きると、昨晩、激しく降っていた雨は上がっていた。空は曇りだが、所々青空も見える。こりゃ、案外晴れるかも。 |
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室堂までは通常、ケーブルカー、バスと乗り継ぐが、混み合うこの時期だけ室堂への直通バスが走っており、今回はこの直通バスを利用した。 ちなみに、料金は乗り継いだのと同じ(往復4190円也)。重い荷物をバスの荷室で運べる分楽で、こちらがお勧めかな。 バスは曇り空の中、順調に走り、1時間ほどで室堂に着いた。室堂ではなつかしの立ち食い蕎麦屋発見。前は初日にここで食べたっけ。 |
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雨用の手袋を持ってこなかったので、室堂の2階で購入。同じく2階の階段隅にある登山ポストに登山計画書を提出し、いざ登山開始。 山にはどっかりと雲がかかり、晴れの期待もどこえやら。2年前と同じ光景にちょっとがっかりしながらも、まずは一ノ越目指して石畳の道を歩く。 |
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一ノ越についても相変わらずの曇り空。雄山はガスに阻まれ、上がまったく見えない。 仕方が無いので、ちょいと休憩した後、急斜面を登りだす。相変わらず、なかなかの傾斜だ。 |
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雄山頂上に着いたが、天候は回復せず、むしろ悪化。曇り空からポツリポツリと雨が降って来てまった。うーん、仕方ない。初日はもともと期待していなかったからな。 お山から小さな上り下りを繰り返し、立山最高峰大汝到着。が、ガスにつつまれ、展望無し。そそくさと頂上を後に、富士ノ折立を目指す。 プチ槍ヶ岳のように尖がった富士ノ折立頂上もまたガスに包まれていた。2年前と変わらん景色だ。 |
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富士ノ折立から先は初めての道。始めは急激に下る。つづら折れを下り切ると、なだらかな稜線となり、ちょいと登り返すと真砂岳。頂上へはこの分岐をほんのちょっと登ったとこにあるが、展望も無いため、パス。 さらにしばらく行くと別山頂上へ道と、別山の巻き道の分岐に出る。ここの表示板が実に紛らわしい。剣岳への道はどこも案内板が分かり辛い。悪天候のときは地図をよーく見て進んだほうが良い。 |
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紛らわしい表示板に困惑しながらも何とか剣沢への分岐点に到着。これを剣沢方面へ下ると、すぐにかわいらしい雷鳥発見。 相変わらず愛らしいその姿に、雨で凹んだ心もちょっと救われた。ありがとね。 |
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そんなかわいい雷鳥のおかげか、剣沢へ下りるころにはちょっと雨も弱く、視界も出てきた。今日のテン場はもうすぐだ。 | ||
剣沢のテン場は雨のせいか、空いていた。もう小屋閉め前だったので、料金は無料だった。 水場に近い位置にテントを張る。この後天気は回復せず、夜通し強風が吹き荒れていた。明日大丈夫かしらん。。。 |
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