| 10/11(月） 朝、4時起床。 強風がテントを揺らし、雨がテントを叩く音が響く。まだ雨が降ってるなんて予定外だ。予報が外れて今日の天気は悪くなったのか？ちょっと不安になる。 とりあえず、朝食を食べ、テントの中でウダウダしていると、雨音が止んできた。風も弱くなったみたいだ。 意を決してテントを開け、外に出ると、雲はかかっているが、その向こうに青い空がうっすら見える。こりゃ、ようやく天気が回復してくるみたいだ。やったね。 トイレに行って、出発の準備をしていると、雲が取れてきて、青空が広がってきた。いやー、こいつは今日の登山が楽しみになってきたぞ。 |
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| ザックに必要なものだけ詰めて、いざ出発。テント装備が無いと背中が軽い。 剣沢小屋までちょいと下ったあと、涸れた沢を渡り、剣山荘へ。剣岳にかかっていた雲も取れ、山はすっかり秋晴れ。いやー、気持ち良い。 |
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| 剣山荘裏の斜面を登って行くと、鎖場登場。しっかりした鎖にプレートで名前まで書かれてある。道案内の標識はイマイチしっかりしていないが、鎖場の看板はすんごい丁寧だな。 | ||
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| 軽い鎖場を越えると一服剣到着。目の前には前剣の堂々とした姿が見える。別山尾根から登ると、剣岳本峰より前剣のほうが立派に見えるな。 | ||
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| 一服剣から一旦下ると鞍部でかわいらしい住人登場。昨日に引き続き、姿を見せてくれた雷鳥さん。ふっくらした姿は今日もかわいらしく、朝から良い気分だ。頑張って登ってくるねー。 | ||
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| 鞍部からは岩場のようなガレ場のような急登が続く。浮石が多く、うっかりしてると落石を起こしそうで気を使う。 | ||
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| 急なガレを登りきると、鎖場が現れ、さらに登って行くと、前剣頂上。後を振り返ると、剣沢を囲むように聳える別山、剣御前が美しい。今しか見れない秋の色合いが青空に映える。 | ||
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| そして行く手には剣岳本峰。案外丸っこく、「剣」という印象ではないが、聳え立つ岩峰群は迫力ある。気合が入るねー。 | ||
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| 東を見ると、谷を隔てて後立山の峰々が連なる。今まではあっちからこっちを眺めてばかりだったな。なんだか感慨深いね。 | ||
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| 前剣でしばし眺めを楽しんだ後、剣岳本峰へと歩み勧める。さあ、行こうか。 | ||
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