猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その1



1/1
7時過ぎに起きて、初日の出を見て、いい気分で朝飯を取る。初日の出を見るなんていつ以来だろう?もしかして初めてか?そんなことを考えながらダラダラしていたら、出発の時間が近づいてきた。

今回の目的地は白峰三山。去年の初登山であった仙丈ヶ岳のすぐお隣だ。難易度は仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳より少し上程度だが、すこし気になるのは日数がかかること、稜線に出るとエスケープルートが無いこと。

特に日数はすごく気になっていた。今回のルートは3泊4日かかる。登山口も家から遠く、移動日が他に1日必要で合計4泊5日かかってしまうのだ。

12/31までは用事があるので出発は1/1。休みは1/5までなので、目いっぱい登山をしたとしても4泊5日で日程ギリギリ。予備日が一切取れない。このことがすごく不安で行くかどうかは直前まで迷っていた。

2,3日前から週間予報を注視して、どうやら1/2〜5は普通〜弱い冬型で、南アは晴れそうなことがわかり、12/31に行くことを決定。まー、たぶん大丈夫でしょ。

今回の行程はすべて避難小屋&冬季小屋に泊まる予定だったが、念のため、テントも持っていくので装備はかなりの重量(30kg弱)。立ってるだけでも体力使っちゃうね。。。
天気予報を再度チェックした後、準備を済ませて10:30にのんびりと出発。今回の登山口である奈良田(ならだ)へは東名高速→R52で向かう。

久しぶりの東名は1/1と言うのに結構混んでてペースはそんなに良くなかった。それでも渋滞するほどでなく、順調に進んでいく。

12:00を過ぎたところでお腹が空いてきたので昼飯を食べる。今回のお昼に選んだのは日本坂PAの食事処「焼津さかな工房」。
魅力的なメニューが並ぶ中、選んだのは「まぐろ大漁定食(1000円)」。程よい値段の定食だ。

店はカウンターと小さな席中心の小ぢんまりしたもの。少し待って料理が到着。舟に盛られた4種のマグロが良い雰囲気。

マグロは冷凍ものだったが、お味はぼちぼち。ほどほどに満足。
お腹も満たされたところで、再び走り、清水ICで高速を降りた後はひたすらR52を北上。R52は道幅広く、走りやすい道だ。

身延町まで走ったあと、県道37号に曲がり、奈良田へ向かう。県道37も走りやすい道でごく一部を除き2車線だった。てっきり1.5車線のクネクネ道が続くと思っていただけに意外。時間もそれ程かからない。

奈良田まで快走した後、そのまま明日の登山に備えて登山口を見に行く。

ほほー、これが有名なトンネル前の柵か。なかなか高いなぁ。。。
どっから入るんだろうと思って柵を見ると、しっかりと鍵がかかってドアは開かなさそう。ほかにも周りを見たが、どうやら通れるスペースは無い。
ネットでちらっと見たが、やっぱりここを乗り越えていくしか無さそうだな。ためしに登ってみると、足をかける場所が少なく、ちょっと登りにくい。空身なら良いけど、重いテン泊荷物をしょってだと少し辛そうだな。。。
登山口の視察も終わって奈良田温泉まで戻り、登山者用駐車場で車中泊の準備。ふと見ると、お風呂に行ってると思われる人を発見。お風呂やってんのか?と思って見に行くと、営業している立ち寄り湯を発見。

お風呂は「白根館」という老舗の旅館だった。後で調べると、少し有名なとこみたいだ。
中も雰囲気がある。受付で料金を払う。1000円。少し高いな。コインロッカーなどは無いので受付に財布を預け、お風呂へ。
お風呂は湯の花が多く、ぬるっとした感じ。硫黄分が強いのか、銀の指輪があっという間に黒くなった。すごいな。

お風呂であったまったのち、車に戻り、車中泊。温泉に入ったおかげか、とてもポカポカして暖かな夜だった。


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