1月4日。 5時起床。ペットボトル湯たんぽのおかげでぼちぼちあったかく寝れたのでやや寝坊。まー、良い、今日は山を下るだけだ。時間はとても余裕がある。 食事を済ませ、コーヒーを飲んでまったり。周りが明るくなった6時30過ぎにようやく撤収準備に取り掛かる。 テント内のシュラフなどを片付け、テントの撤収へ。テントは去年の涸沢でのテン泊の反省からペグを雪に埋め、その上からさらに雪を固め、固定した。そのおかげか、今回は外れることもなく、しっかり固定できていた。 テントの撤収はこの雪に埋もれたペグをピッケルで掘り起こすとこから始まる。次いでテントについた霜を払い、ようやくテントをたたむ。冬季のテント撤収は時間がかかるね。 |
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撤収を終えると、8時30分を過ぎいた。ようやく下山開始。 行きと同じ道を戻る。3日目のせいか、背中や肩がちょっと痛い。何度も休憩しながら山を下っていく。下りって同じ道でも長く感じるね。 長い河原歩きを淡々とこなしていくと、よーやくあと少しで駐車場に着くとこまで来た。天気は暖かく、冬の登山と思えぬ快適な気候だ。 |
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振り返ると、谷筋の向こうに青空に輝く甲斐駒が。絵葉書のような素敵な景色。今回の登山で一番甲斐駒が綺麗に見えた瞬間だった。 | ||
車に戻り、ようやく重いザックから解放された。毎度、この瞬間は気持ちいい。 靴を履きかえると、車を走らせ、仙流荘で立ち寄り湯(600円)によってく。 |
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仙流荘前からは鋸岳がくっきり見え、お風呂の中からも同様に鋸岳がしっかり見えた。なかなかいいロケーションだ。 | ||
お風呂を出た後は遅めの昼飯。 食べたのは鹿かつ定食(900円)。鹿のかつは臭みも気にならず、美味しかった。鹿とは思えないね。 |
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仙流荘で同じ愛知県から来た登山者と話を交わし、まったりしたのち、家路へ。 途中、高速のPAからは南アルプスの峰々が綺麗に見えた。その中でも仙丈ヶ岳は一番大きく、美しかった。麓からでも仙丈の美しさは格別だな。 |
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このあと、飯田山本〜中津川でまさかの通行止めをくらい、1時間ほどロスしたが、無事帰宅。 今回は天気にも恵まれ、満足の登山となった。 正月の仙丈ヶ岳登山、登山者も多く、小屋も営業しており、天気さえよければ割と気楽に登ることができる。景色も素晴らしく、結構おすすめですよ。 |
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