猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

春のお出かけ 夏のお出かけ 秋のお出かけ 冬のお出かけ テーマパーク・海外・EXPO グルメ
イタリア旅行 2008年2月
(出発。イタリアへ)


 今回の旅行は近畿日本ツーリストのパックツアー。出発は2月22日、帰国は2月29日の7泊8日。本当は個人旅行が良かったが、パックツアーが安いのでこっちを選んだ。まー、初海外なので楽チンなのもパックツアーを選んだ理由でもある。

 出発は中部国際空港から。空港に着くと、旅行会社のカウンターで手続きを済ませ、余った時間で空港内にある銀行に通貨を両替しにいく。食事もだいたいツアーに含まれているので、自由行動の日に使うお金とお土産代として6万円ほど両替しといた。結局、旅行で使わなかったお金は5千円位だったので、ちょうど良かったかなと思う。

 イタリアでカードを使う場合は大体日本と同じような感覚で良いかな。程度の良いレストランやチェーン店、スーパーなどではカード使用できるが、小さな店などではできない。イタリアでも両替できるが、ある程度は現金を持っておきたい。

 さて、時間も来て、荷物チェックをして税関を出る。まわりには「Duty Free(免税)」の看板がかかった店が立ち並び、国際線を実感する。
初ユーロ。ちなみに、このときは1ユーロ=160円。 免税店。うーん、国際線っぽい。

 時間がきて飛行機に乗り込む。今回のツアーの飛行機はルフトハンザ航空。ドイツの航空会社で、その関係か、今回はまずフランクフルトに行き、そこでローマ行きの飛行機に乗り換える。フランクフルトまで12時間30分、フランクフルトからローマは1時間45分位かかる。

 飛行機はパックツアーゆえ、まんなかの列。景色は見えず、「あー、今頃日本アルプスが見えてるんだろなー」とか「ロシアの地はどんなんだろなー」とか考えるとなんとも残念でならなかった。次に飛行機に乗るときは割り増しのお金を払っても必ず窓側席にしようと痛感した。

 さて、景色の見えない飛行機はひたすらつまらなく、楽しみは機内食のみ。機内食の時間が楽しみでならなかった。で、その機内食はと言うと、なかなか美味しい。世間一般に機内食は美味しくないとの評判だが、そんなことも無く、十分満足。自分の好みにあっていただけかも知れないが、それでも特にまずいことはないと感じた。

 メニューは主菜が和食と洋食から選ぶ形で、和食、洋食とも美味しかった。どちらを選んでも差はなさそうかな。
ルフトハンザのシートは「RECARO」。バケットだけじゃないのね。 意外に美味しい機内食。うーん、庶民の俺には満足。まずいって言ってるのはどこのどいつだーい?
なんとうなぎが出た。外人くえんのか? 夕食。きしめんパスタとクリーミー鮭。なかなか。ケーキ、ダメダメ。

 退屈で窮屈な飛行機はようやくフランクフルト空港に着いた。外国はどんな感じだ?と興味津々だったが、特に建物は日本と変わらず、変わっているのは外人がちょっと多いくらい。ま、こんなもんか。

 フランクフルト空港では荷物チェックと入国審査みたいなもんがあった。なんかよく分からないが、ドイツ〜イタリア間は国内線みたいなあつかいで、イタリアに入ってくるときの審査はドイツで済ませるそうだ。その関係か、荷物チェックがやたらと混んでいて、時間がかかった。

 そのあおりを受けて、次の飛行機の搭乗時間まで余裕が無く、えらい遠い搭乗口までひたすら早足で行く羽目になった。いや、ホント、フランクフルト空港は馬鹿でかいのなんのって。1km以上歩いていたような気がするな〜。

 で、ようやく乗り込んだ飛行機は窓側席!うれしさ満開。上空の雲を突き抜けると晴れの空間が広がる。先ほどまで見えていた雲は下に広がる雲海へと変わっていた。日頃見ることが出来ない別世界の景色。素晴しい。やっぱ窓側の席は良いっ!

 途中、ヨーロッパアルプスを越えていった。日本アルプスをしのぐ峰々がずーっと続く。素晴しい。規模が違う。いつかあの頂に立ちたいな。。。
フランクフルト空港はバカでかい。あーんど、なんだか未来的照明。先が見えんほど長い。どんだけー。 フランクフルトからイタリアまでの飛行機は窓側席。アルプスサイコー!
どこまでも広がる雲の海。本当に波立ってるかのよう。飛行機からの景色は非日常的。

 アルプスを越え、イタリアに入ると雲が無くなった。こちらは快晴のようだ。美しい夕日はやがて地中海に沈み、辺りはトワイライトに包まれた。あまりに美しい景色にうっとりする。どうやらイタリアには歓迎されているようだ。

 飛行機はやがて高度を下げ、明かりが灯るローマの地へ。
最高の夕焼けの中、イタリア上空を飛ぶ。地中海に夕日が沈むと、美しいトワイライトの世界。イタリアは歓迎ムード。

 ローマの空港(フィウミチーノ空港=別称はレオナルドダビンチ空港)から出る。「いよいよ異国の地か」と意気込み、外に出るが、またしても建物は日本とさほど変わらず、外国を実感できない。あえて言うなら日本車は無くて、ドイツ車が多いことぐらいか。

 空港からでると、迎えのバスが既に来ており、みんなでバスに乗り込む。バスは日本のものに比べ、席の間隔が広く、とても快適だ。日本もこんなバスが増えると良いのにな。
初めて降り立つ異国の地。ローマ空港から出る。日本と変わらぬ風景。うーん、実感わかないなー。

 空港からしばらく走り、ホテルに着く。事前に調べて分かっていたが、ホテルは結構郊外にあった。今回のツアーでは市の中心部にあるホテルは一つも無く、すべて郊外にあった。ホテルのグレードを落とさず、値段も安く済ませる為に仕方が無いことだが、パンフレットに「もしかしたら郊外のホテルになる」みたいな記述が書いてあるのは許せんな。最初から郊外しか考えていないくせに。。。

 ホテルに入るとガイドがフロントと長々と話したあとようやく部屋のこと、朝食の説明になった。今回のツアーではどのホテルでもチェックインにやたらと時間がかかっていた。事情は良く分からんが、日本で全て決めといて、チェックインは早く済ませて欲しかった。

 ようやく部屋に入ると、なかなか良い部屋だ。想像していたよりも綺麗で快適だ。さすが郊外立地の効果。この日は空港で買ったいたりあーんなファンタを飲んでさっさと寝る。おやすみのすけ。
ホテルは思ってたより広く、快適だ。郊外立地パワー。 空港で買った、いたりあーんなファンタ。味は「Red Emotion]。


その1 | その2 | その3 | その4 | その5 | その6 | その7 | その8 | その9

イタリア旅行 2008年2月トップへ

春のお出かけへ夏のお出かけへ秋のお出かけへ冬のお出かけへ博覧会などのお出かけへ