猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

春のお出かけ 夏のお出かけ 秋のお出かけ 冬のお出かけ テーマパーク・海外・EXPO グルメ
イタリア旅行 2008年2月
(ベネチア その2)


 ベネチアと言えばゴンドラである。入り組んだ水路が発達しているベネチアを感じるにはこいつが一番だろう。ツアーのプランゆえ、乗っている時間が短いかと思ったら案外そうでもなく、40分位水路を回っていただろうか、結構のんびり楽しめた。

 また、水路も、狭いとこばかりでなく、大きな運河に出たりして、いろんな景色が楽しめて満足だ。やっぱりベネチアに来たらゴンドラに乗らなかんでしょ。
ベネチアと言えばゴンドラでしょう。ゆったりしていて良い雰囲気。 狭いとこだけかと思ってたら、結構大きな運河も行く。ゴンドラを見くびっていた。

 1時間ほど自由行動があったので、ちょっと街の中を散策。ベネチアは水路も入り組んでいるが、道路はそれ以上に入り組んでおり、迷いそうになる。ガイドはサンマルコを目印に歩けばよいといっていたが、建物が高く、道路からではまったく見えない。やはり頼りは地図。街の地図は必須だ。

 1時間しかないので、とりあえず、リアルト橋を目指すことにする。が、すぐに道に迷い、気がついたら広場に出た。おなかの調子も悪くなったので、トイレを借りに「Bar(バール)」に入る。

 バールは立ち飲み喫茶とでも言おうか、コーヒーや酒類を主にカウンターで立って飲むスタイルのお店。街中でトイレを借りたいときなどに気軽に立ち寄れるスポットだ。トイレを借りたら、何か買うか飲むかするのが礼儀。お忘れなく。

 飲み物の料金はなかなか安く、コーヒーなら1ユーロ位。ちなみに、こちらでいうコーヒーはエスプレッソのことで、頼むと小さなカップに濃いコーヒーが出てきて、初めての人はちょっとびっくりするかも。

 ちょっと注意したいのが、バールでテーブルに座って飲む場合、飲み物の値段が変わること。バールにある料金表に2つ値段が書いてあるのはそのため。伸二郎は知らずに立ち飲み料金で堂々とテーブルに座って飲んでいた。いやー、気付かんかったね。ごめんね店員さん。
イタリアではみんなが良く通うらしい「バール」。トイレを借りるならここ。 知らなかったが、バールは立ち飲みとテーブルに座るのとでは料金が異なる。料金が右・左に2つあるのはこの為。

 バールでトイレ休憩をして腹の調子も復活したので、再び街をぶらぶらする。ちょっと細い路地を通っているとき、ちょっと目に付いたのがイタリア版太巻き?とでも言おうか、ピザ巻きだ。

 サラダやハム、チーズなどをピザ生地で巻いた太巻きちっくな形の食べ物で、なかなか美味しそうだった。結構でかい。日本人のお腹には一食分はありそう。おやつにはちょっとヘビーかな。

 さらにぶらぶら歩いていると、とても素敵なものを発見。ちょっとかわいらしいケースに入った「Baci(バチ)」チョコだ。バチはイタリアの代表的なチョコレートメーカーである「PERUGINA」社のチョコレートでイタリア語で「キス」を表す。一個一個のチョコレートの包装紙内には愛のメッセージが載っており、イタリア版キスチョコといったところ。

 そんなバチのチョコレートはイタリアのどこにでも売っており、お土産として最適なんだが、ここにあったものは他で見たどれよりも良かった。かわいらしいハート型のケース。値段は13ユーロとちょっと高かったが、結局イタリア旅行中、ここでしか見なかったので買って大正解だった。個人的にお菓子のお土産ではNo1かなと思う。
ベネチアでよく見かけたピザ巻き?お寿司の太巻きより太いサイズでボリュームたっぷり。 イタリアのチョコレートといえば、この「Baci (バチ)」らしい。ベネチアで見つけたこのバチは可愛くてお勧め。

 リアルト橋はフィレンツェのヴェッキオ橋と同様、橋の両側にお店が立ち並んでいた。ベネチアらしい仮面を売る店、宝石を売る店、ガラス細工を売る店など様々で、見てるだけでちょっと面白い。

 また、この橋からは大運河の眺めが素晴しい。運河の両脇には建物が立ち並び、いかにもベネチアといった風景が広がる。運河の眺めはここからが一番良いと思うので、ぜひとも行っとくべし。
ベネチアのもう一つの顔がカーニバル。街の至るところにカーニバル用のお面が土産物として売られている。ちと怖い。
リアルト橋から大運河を望む。ベネチアらしい雰囲気のある景色が広がる。

 夕方、ベネチアを出る。バスは一路ミラノへ。ミラノへの高速はドイツ車が多かった。イタリアは北部が裕福と聞いていたが、なるほど納得だ。

 ミラノへと近づくにつれ、工場やマンションが増えてきた。ミラノは普通の都市だ。今まで寄ってきた都市とはちょっと違う、現代的な雰囲気。

 高速を降りて、今日のホテルに着く。これまた、今までとは違う、現代風のホテル。今までで一番綺麗なホテルだ。昨日のベネチアのホテルが悪かっただけに、皆とてもうれしそうだ。おまけに歩いて5分のところに大型のスーパーもある。良いじゃないか、ミラノ。

 この日は早速スーパーに行って、買い物をする。さすが、安いぜ。水は1本0.3ユーロ。ジュースも1ユーロと普通。やっぱスーパーはサイコーだ。

 満足に浸り、就寝。ビバスーパー。おやすみのすけ。


その1 | その2 | その3 | その4 | その5 | その6 | その7 | その8 | その9

イタリア旅行 2008年2月トップへ

春のお出かけへ夏のお出かけへ秋のお出かけへ冬のお出かけへ博覧会などのお出かけへ