猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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春の奥三河 ’07年3月10日
〜思い出をたずねて〜


8/7
昨日の夜更かしが響き、少し寝坊。今日は太平洋沿いを襟裳のほうへ走り、日高山脈を抜け、浦幌まで行く予定だ。

昨日走った道を逆向きに進む。高速→無料高速とつなぎ、日高へ。その後R235をひた走る。

R235は別名サラブレッドロードと呼ばれ、道路周辺にはサラブレッドの育成牧場がびっしりとある。
そんなサラブレッド育成牧場を上から眺められるのがサラブレッド銀座PA。国道からわずかに中に入った場所で少しわかりづらいかな。

そんな為、観光客はほとんど見られない。この日も牧草ロールを運ぶトラックや、ちょっと昼寝中の営業車などがいるだけだった。
そんなPAからの眺めはこんな感じ。牧場だらけですわ。
再び、R235を南下していくと、新日高町にある道の駅「みついし」につく。この道の駅の向かい側もやっぱりサラブレッド牧場。

ここは何度か立ち寄ったことがある懐かしい場所。この日もちょいと立ち寄り、馬に挨拶。怪しげなおっさん伸二郎にも親しげに寄ってきてくれる馬はやっぱりかわいいね。
馬としばし空想トークをした後、道の駅で食事を取る。

この日のお昼は道の駅の2階にあるレストランでカニのトマトクリームパスタ(840円)。トマトの甘酸っぱさとカニの旨味が良く合いなかなか美味しかった。満足。
道の駅を後に再びR235を南下し、日高幌別でR236に曲がる。今回は襟裳岬に行かず、このR236を走りたかった。

R236は様々な表情を持つ道だ。

最初はサラブレッド牧場の中を走る。空が広く気持ちが良い。
途中からは谷間のほのぼのした道に。さらに峠が近くなってくると北海道らしい豪快な峠道へと変わり、見飽きることが無い。
そして峠から下ってくると、十勝地方らしい緑まぶしい酪農景色へ。いやー、やっぱ北海道と言えばこの景色だね。
R336とぶつかってからはR336を走り、道道1051とぶつかってこれを海方面へ。しばらくして右側に湖が見え、さらに進むと、右側に湖、左側に海がある場所につく。

ここが今日のメインの一つ、湧洞湖だ。

舗装路から脇にある砂利道にバイクを止め、小高い丘に足を運ぶ。丘の上には木製の展望台が有り、ツーリングマップルなどに載っている写真はここから写したものだ。
ご他聞に漏れず、伸二郎も展望台からパシャリ。湿原の中を伸びる道はガードレールなども無く果ての雰囲気を作り出す。道と湿原、そして海、湖。それぞれがバランスよく交じり合い、写真も映える。
展望台から下りると、海へと向かった。遮ることの無い大海原はとても気持ちが良く、皆それぞれ海を楽しんでいるみたいだ。

海水浴客でごった返す砂浜とは正反対の静けさ。好きだな、この雰囲気。

しばらく砂浜をぶらついて海岸を後にする。なかなか良い場所だったな。
湧洞湖を後に再びR336を浦幌方面へと進むと、途中で牧草ロールを作っている場面に遭遇。しかも牧草ロールはゼブラのお洒落な奴ときた!

気分が高揚し、「うぉー!ゼブラロール!」と叫び、ゼブラロールに向かい走っていくと、なにやら紐に引っかかったことに気付く。
慌てて下がって見ると、紐が2本有り、そのうちの1本が切れている。どうやら、牧草地から牛が逃げないように電気を流している線みたいだ。

2本あるのは電気を流している線の前に間違えて人が接しないように警告用の線がもう一本あるためだ。

切れていたのは警告用の線。切れた線をくっつけようとするが、長さが足りず、くっつかない。うーん、ついゼブラロールにはしゃぎ過ぎてやってしまったようだ。

やってしまったものは仕方ないので、謝ることにした。しかし、謝ろうにも牧草ロールマシンに乗っている人までは距離が遠い。

結局、20分程待って、牧草ロール作りをひと段落させて戻ってきたところで謝ると「気をつけろよ」と一声言って許してくれた。いやー、大陸は心が広い。感謝感謝。
その後、昆布刈石のダートを走り、舗装路になったところで海岸を振り返り、写真を撮る。昆布刈石はダートはイマイチだが、この海岸の景色は素晴しい。オフ車なら波打ち際まで行って見たいものだ。
昆布刈石からは帯広方面へ戻る形で道道1038を行く。途中ダートとなり、重い883にはなかなかスリリングだった。

今日の宿泊地はうらほろ森林公園のキャンプ場。キャンプ場は道の駅「うらほろ」のすぐ近くだ。

キャンプ場の詳細な位置を確認する為、道の駅に立ち寄る。キャンプ場の場所を確認した後、生キャラメルソフト(350円)を購入。

あまりの暑さのため、すぐに溶け始めてしまったが、コクがあり、とても美味しかった。
うらほろ森林公園キャンプ場は家族連れで大賑わい。大体、町に近く、便利の良いキャンプ場はこの時期とても騒がしい。バイク一人旅の身にはもう少し静かにして欲しいものだが、仕方ない。

相変わらずも優柔不断っぷりを爆発させ、設置場所に悩んだ末に、管理棟近くの場所に貼ることにした。ここが家族連れから遠くて良さげだから。
テントを設置し、夕飯を食べると、汗が噴出してきた。べたべたと気持ち悪かったので、お風呂に行くことに。

お風呂は国道を越えてすぐの場所にあった→この辺
シャンプーやリンスも設置されていないシンプルなお風呂だったが、これで十分。さっぱりしたあとでキャンプ場へと戻った。
テントに戻ると、しばし明日の予定を考えていたが、眠くなってきたので寝ることに。必須アイテムの耳栓パワーズ(耳栓ね)&アイマスクを装着し、就寝。

馬鹿騒ぎするバカ親達の声も耳栓パワーズのおかげで多少小さくなり、すぐに眠りに落ちていった。。。おやすみのすけ。


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