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春の奥三河 ’07年3月10日
〜思い出をたずねて〜


8/13
朝、いつものごとく寝坊。イカンイカンと準備してホテルを出る。今日は旭岳を縦走登山予定。

前日の調査の結果、「上川駅にバイクを止めてそこからバスで登山口(層雲峡)→縦走→旭岳ロープウェー→バスで旭川駅→特急で上川駅」のコースならその日のうちに戻ってこれることが分かっている。

で、朝一で上川駅を目指すわけだが、なぜか雨が結構な勢いで降っている。ちょっとやっとれん。。。

今日は登山止めちゃおうかなとも思ったが、晴を信じて上川駅に行き、着替えを済ませ、予定より一本遅れたバスに乗り込む。アイム人生遅れ人。
バスに揺られ、層雲峡に着くころには雨も止み、空には青空も広がってきた。しかし、山には依然として厚い雲がかかっている。うーん、そう簡単には晴れてこんか。

層雲峡のバス停からロープウェーは歩いて5分程で着く。
ロープウェーの待ち時間に黒岳山頂?の天気情報を見ると、「雨 風速10m/s」。ちょいと風が強すぎるんでないかい?
またもや登山止めよっかなーとうろたえるが、「いいや、そのうち晴れる!」と信じてロープウェーに乗り込む。

ロープウェーを下りてスキーリフトに乗り継ぐと、登山口のある七合目到着。七合目小屋でかわいいエゾシマリスの歓迎を受けて、いざ登山開始。
最初は黒岳への急登。ちょっときついが、登山道脇には色とりどりの高山植物が見られ、気分は上々。黒岳は実に花の多い山だ。
黒岳まで上り詰めると、雲が晴れ、景色が見え出してきた。よっしゃ、これはもらったな。

黒岳から少し下ると、雲ノ平と呼ばれる平坦な場所に出る。ここからが実に気持ちの良い場所で、その名のごとく、雲の上に広がる平原。実に雄大。大雪山が「カムイミンタラ=神々の遊ぶ庭」と呼ばれる所以が分かる。
雲ノ平の先は北鎮岳を先頭に全ての山頂がガスっている。うーん、晴れる予定なんだけど。。。ちょいとプチ冬型が強すぎるのか?

その後もガス祭は続き、旭岳山頂ではまたしても一面のガス。30分以上粘るも景色はちっとも見えず、旭岳は完全に敗退だ。ちょっと相性が悪いかな。
ちょっとがっかりしながら下山し、姿見よりロープウェーで下界へと下る。下界は汗ばむほどの晴天だった。

ロープウェー山麓駅から旭川駅行きのバスに乗り、登山終了。旭岳は残念だったが、雲ノ平の素晴しい景色、雰囲気を堪能したし、トムラウシを登るときにリベンジしてやるから良いとするか。

日が落ちた頃、バスは旭川駅に着いた。窓口で特急オホーツクの切符を買い、ホームへ。
オホーツクはずいぶんと古い車両だった。それもまた味があっていっか。

上川駅までは50分程の列車旅だった。
駅に戻ると、今夜泊まる場所を地図で探す。今夜の寝床は上川駅から近く、国道沿いで場所も分かりやすい「上川ファミリーオートキャンプ村」にした。

キャンプ場に着くと、なかなかの賑わい。さすが、町に近いファミリーキャンプ場だ。

受付を済ませ、テントを張り、コンビニ弁当を食らう。お腹も膨れたところで横になる。外はとても騒がしかったが、耳栓パワーズと登山の疲れにより、すぐに意識は薄れていった。明日はこの旅の北海道最終日か。。。


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