猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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出発〜室蘭到着

 8月6日10時に自宅を出る。北海道へのルートはいろいろ考えたが、23時に直江津を出港し、翌日17時に室蘭に到着する航路がベストと判断。すべて下道を通り、直江津港には20時に着いた。途中の妙高高原付近は非常に寒く、「まったくここは夏っちゅう季節を知らんのかい!」と届きもせん文句をぶつぶつ言いながら凍えての到着だった。で、夜食はあったかい味噌ラーメンを注文。しかし、店のおばちゃんはスープの味を薄めすぎて体はあったまったが、ラーメンのまずさに心は猛吹雪。。。

 船の搭乗手続きをして乗り込むと、なんと客室はすべて2等寝台ではないか!京都の公家の遠い子孫であろうリッチメン伸二郎も満足しポンチ。なんちゅーか、良いね。。。その後、上機嫌で風呂に入り、酒を飲んで飲兵衛となり就寝。おやすみのすけ。
フェリーの甲板 翌朝起きると船はどこだかわからぬ海の上を巡航中。「このまま北朝鮮に拉致られてしまうんかや〜」とぶつぶつ独り言をいいながら甲板に出る。まったく、友達がいない男はつらいぜ。

甲板に出ると外は晴れているが、海上の霧で視界はあまり良くない。しばらくボーっとしていたが、海しか見えず退屈になったので船内に戻り、飯を食らう。

その後、部屋に戻り、北海道上陸後の計画を練るが優柔不断児の私はルートを決めきれず、「ま〜上陸したら適当にいけばええてー」と問題をうやむやにし、到着まで寝ることにした。
フェリーの甲板

 到着前40分の放送で起きる。周りの皆が車に向かう中で、人生の出遅れ人=伸二郎はようやく荷物整理をしだす。荷物整理を済ませ甲板に出てみると北海道のイメージとは程遠いビックな橋が目の前にあるではないか!

「なっ、なんじゃこりゃ〜。おい、この橋はなんじゃこりゃ〜。」と誰かに話しかけたかったが、誰も話しかける相手なんぞおらず、後で調べることにし、バイクに向かった。「なんで、誰も話しかけてこんのだ!情のない奴らめ。」と勝手な文句を言いながら船を出る。
フェリーより室蘭を望む 船を出てまず目指すのは地球岬。ツーリング雑誌で紺碧の海と青空をバックにかわいい子が写っていた絶景の場所だ。

「俺もあの絶景をバックに写真を撮るんじゃい。」と意気込み地球岬を目指すが、周りは船を下りた瞬間からの霧、霧、霧。それでもかまわず地球岬を目指そうと頑張るが、雨がポツリポツリ。。。

大脳内会議(1分)を経て「帰りもここからフェリーに乗るで、そん時見りゃええてー」と問題先延ばし名誉会長の英断により、地球岬はあきらめて今日の宿泊地の洞爺湖を目指す。
フェリーより室蘭を望む
仲洞爺キャンプ場より望む夕日  それにしても寒い。霧の中渡った白鳥大橋の電光掲示板は17度を示していた。これは我が地元愛知県では11月の気温である。

八度くらいの温度差は想定していたが予想以上の寒さに北海道を少しなめていたことを実感する。フル装備(服3枚+ジャケット+カッパ)で走るが、それでも寒く宿泊地の仲洞爺キャンプ場につくころには身も心もかっちんこっちんになってた。

このキャンプ場は温泉が隣接していて、ライダーには本当にありがたい。ちゃちゃっとテントをこしらえて温泉につかり、飯を食らい就寝。キャンプ場利用料300円、温泉470円也。
仲洞爺キャンプ場より望む夕日



ツーリングデータ
リンク
東日本フェリー(直江津ー室蘭)
   料金:11740(750cc未満、2等寝台)
   リンク:http://www.higashinihon-ferry.co.jp/DAIA1.html
洞爺湖観光協会:http://www.laketoya.com/top.html
中洞爺キャンプ場
   料金:300円(大人)
   壮瞥町:http://www.town.sobetsu.hokkaido.jp/cgi-bin/odb-get.exe?wit_template=AM020000
地図





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