8月15日。この呼人浦キャンプ場は雰囲気良し、トイレ・炊事場完備、、値段無料と3拍子そろったすばらしいキャンプ場なのでもう一泊することにした。さて、今日のルートだが、網走刑務所を見た後、昨日暗くて見れなかったオシンコシンの滝まで戻り、サロマ湖を見て呼人浦キャンプ場に戻るルートに決定。
早速マッハでオシンコシンの滝まで行くが、期待していたほどの大きさではなく、ちょっと残念。気を取り直し、ハイパービックな農作業車を横目にマッハでサロマ湖を目指す。
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呼人浦キャンプ場 |
網走刑務所 |
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オシンコシンの滝 |
農作業車 |
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サロマ湖の隣にある野取湖もなかなかの景観を誇る湖である。秋にはサンゴ草という植物が咲き乱れとてもきれいらしい。サロマ湖へのルートの道沿いにあり、ぜひ立ち寄ってみては。 |
野取湖 |
サロマ湖は巨大で、平地からはその全貌を見ることはできない。しかし、山の上にある幌岩山展望台からはその全貌が確認できる。というわけでダート5kmを走り展望台からみると、カメラどころか視界にすら入りきらない絶景が広がった。添付の写真は4枚合成である。スケールが違います。 |
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サロマ湖 |
その後、サロマ湖の周りを数箇所訪れた後、サロマ湖の夕景を撮り、網走へと帰る。
カニの家に泊まった時、大阪の福ちゃんが「網走へ訪れたら必ず立ち寄れ」と写真を見せ、進めてくれた店がある。網走の商店街の中にあるホワイトハウスという洋食屋さんだ。
ここは観光地にありきたりな観光客向けの高くてまずい料理を出す店ではなく、商店街にある普通の洋食屋で値段が安く旨い物を食べさせてくれる。私は「ステーキとウニ・イクラのコンビ丼」を食べたが、量・味ともに北海道No1だと断言できる。ホント、お勧め!!
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サロマ湖の夕日 |
ステーキとウニ・イクラコンビ丼 |
8月16日。今日は北を目指す。目的地は宗谷岬!海沿いは昨日のサロマ湖の道とかぶるので内陸を通るコースに決め出発。天気も良く、「暫定無料」というわけのわからん高速を通り快調に飛ばすが、入道雲がわいてきたので海沿いに逃げる。が、海沿いは霧大発生で寒さに弱いヘタレは耐え切れず内陸へ戻る。
そのまま1時間に車が10台も走らないようなマイナーロードを爆走し、宗谷岬を目指すが、コース選びの悪さがたたり、あえなく日没。道の駅「さるふつ公園」隣接のキャンプ場で宿泊。併設の温泉で湯に浸かり、「明日こそは宗谷岬!」と決意し就寝。「明日こそは・・・」 |
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8月17日。ついに最北端の地に立った。北海道を訪れる誰もが一度は目指すであろう地に今自分が立っている。最北端の碑を前に立つヘタレは坂口健二よりもかっこよく、ヘタレファンが告白をしようと殺到しそうなので、その場を立ち去り、稚内市にある最北端のホクレンに向かった。
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宗谷岬 |
「もうなくなってしまったんですよー」最北端のホクレンに無情な言葉が響く。「なーにー!愛知県からはるばる旗を取りに来たってのに、無くなっただとー!表に出ろこの野郎!」と頭の中で散々叫ぶが旗は手に入らず、Gショックでホクレンを後にする。「俺のかっこよさがいけないのか・・・」
オロロン街道。この奇妙な名前の道は北海道で一番人気がある。その理由はなーんも無いことだ。道はひたすら真っ直ぐで、道路わきには電柱すらない。この最果て感が実に北海道らしくて良い。ホント走っていて気持ちいい。
気分良く走っていると、急に道沿いに風車が見えてきた。しかも風車は道沿いにずーっと並んでいる。その大きさと数にびっくりしゃっくり!大陸は何でもスケールが違うぜよ。
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オロロン街道 |
オロロン街道沿いの風車 |
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「何ちゅー大きさじゃ!信じれん。北海道すごすぎるぜい!」。普通のソフトの2倍、いや、3倍くらいある。頼んだ俺もアホだが作った店もあほじゃ。道の駅「富士見」のジャンボソフトは真のジャンボじゃ。程度ってもんを知らん北海道の偉大さ。わしゃー大好きじゃー。このアホさが大好きじゃー!
その後は腹を壊し、おしりからチョコソフトを幾度と無くだすが。わしは幸せ気分でいっぱいじゃった。
今日は名寄の「トムテ文化の森」キャンプ場泊。いい夢見たぜ。
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道の駅「富士見」のジャンボソフト |
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