昨夜の夜更かしで少し寝坊するが、まー許容範囲。朝飯を食って、出発。予想外の曇り空の中、早朝の札幌市内を抜け、中山峠に向かう。交通量は案外多い。 定山渓を過ぎた辺りから徐々に青空が広がり、天気は晴へ。実は曇っていたのではなく、札幌市内に朝靄が溜まっていたみたいだ。走れば走るほど天気は良くなり、素晴しい晴天の中、中山峠に到着。 中山峠は羊蹄山の眺めが良いと本に書いてあるので、結構期待したが、そんなにもよく感じなかった。個人差あるけれど、そんなにも良くないかな〜。 中山峠から一気に下り、R276にぶつかると羊蹄山の姿が一段と大きくなり、迫力が出てくる。しっかし、どこから見ても綺麗な山だ。 そういえば綺麗に羊蹄山を見るのは初めてかも。毎回ガスがかかってたもんなー。登山をしようとする日にこんな天気が良いとは。スーパーハッピーだ。 |
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前にきた時はなんも見えんかったが、今日はしっかり羊蹄山が見える。ちょっと距離があり、迫力は無いな。 | |
独立峰ゆえ、どこから見ても良く目立つ。 | 端整な山容を見ると、蝦夷富士と呼ばれるのも納得。 |
登山口は真狩キャンプ場を抜けたところ。登山用駐車場はキャンプ場のすぐ下だ。このキャンプ場で前泊すればかなり朝早くに登り始めることができるな。なかなかいいところにキャンプ場があるもんだ。 駐車場にバイクを止め、着替えを済ませ、いざ登山開始。キャンプ場を抜けると、登山口があり、登山路を進む。なかなかキツイ。そりゃそうだ。今日は1500mも登らなかんもんなー。ふー。 初めからほぼずっと急登。いんやー、キツイ。景色もあんまり見えんし。そんなときはやっぱり高山植物だ。羊蹄山は高山植物が多い。北海道という北国の為、登り初めから高山植物が見られる。今年は長雨だったせいかとても沢山の花が咲いていた。 |
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登山口はキャンプ場にあった。ここは登山のベースキャンプに最適だな。 | 独立峰の特徴でもあるが、登山道は単調。そんな登山道に花が彩りを添えてくれた。花は良いね。シモツケソウ。 |
高山植物に助けられながら何とか頂上と思われし頂に着くと、頂上の大きな火口跡が現れた。そして火口の向こう側にはどうみてもこちら側より高そうな場所がある。うーん、これはもしや。。。と思ってたら、やっぱり頂上は火口壁をぐるっと周った反対側だった。まだけっこうあんのね。 広大な頂上の火口壁をバテ気味に進んでいくと、ようやく真の頂上に着いた。いやー、疲れた。 頂上付近は火山らしく木々が育たない荒涼とした場所だった。あるのは青い空と沸き立つ雲、そして褐色を帯びた荒涼とした火口壁。羊蹄山は麓から見るのとずいぶん違うもんだな。 |
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今回の登山で個人的に良いと思ったのは前の写真のシモツケソウとこのイワギキョウ(だと思う)。 | 火山らしく、頂上には大きな火口が広がる。 |
火山らしく、荒涼とした頂上付近。あるのは青い空と白い雲、荒涼とした砂礫の稜線。麓からとは一味違った印象。 | |
下りは倶知安コースを使った。またこのコースも傾斜が急なこと急なこと。ただ下るだけなのにすんごく疲れた。ようやく登山口まで下山すると、そこからさらにバス停まで舗装路を歩く。 振り返ると、秋を思わせる気持ちよい空に羊蹄山がたたずんでいた。今日は本当に良い天気だったな。 時間になり、バスに乗る。登山客は伸二郎だけだった。ぼんやりと羊蹄山を眺めながら、バスに揺られること30分。真狩キャンプ場近くのバス停に着いた。キャンプ場へは舗装路を2km程歩かなければならない。やれやれ、頑張りますか。 |
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麓に下りてきた頃にはクタクタになっていた。そりゃ、あんなところまで登ったんだもんな〜。 | バスでバイクの止めてある登山口に帰る。早く冷たいジュースが飲みたい! |
キャンプ場に着いたのは7時を過ぎていた。今日は本当に良く歩いた。 そのまま、キャンプの手続きをして、真狩キャンプ場(羊蹄自然公園)にテン泊することにした。料金は1200円。北海道にしては結構するな。 テントサイトは区画がきちんと仕切られたオートキャンプ場くさいところとちょっとトイレとかから離れているが、だだっ広いところの2種類。ちょっと迷ったが、だだっ広いところにした。こっちのほうが開放的だもんね。 キャンプ場のシャワーを浴び、カップ麺を食べて就寝。今日は良く頑張ったなー。。。 |
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