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青島、照葉の吊橋

 サンメッセを後に再びフェニックスロードを北上。道は相変わらずの南国風。しばらく行くと海岸に鬼の洗濯板と呼ばれる岩礁帯が広がる。これは、やわらかい地層と硬い地層が交互になったものが波の浸食を受けて、硬い地層のみが残ったことによりできたものである。堀切峠周辺はこの鬼の洗濯板が特に素晴らしいところで、道の駅フェニックスの展望所からは青い海と鬼の洗濯板の素晴らしい風景が見れる。
フェニックスロードらしいフェニックス並木の道。 道の駅フェニックスより鬼の洗濯板を望む。
 堀切峠を過ぎてまもなく、青島という観光地がある。ここに来るのは実は2回目で、前回は大学時代に来ている。この時は10日間位九州を旅していて、ほとんど雨だったが、この青島と阿蘇だけは晴れていたことを覚えている。今回も晴れなので、青島とは相性が良いみたいだ。

 さて、青島は海岸から陸続きの小さな島で、周囲を鬼の洗濯板で覆われている。島へは歩いていくことができ、特に入場料とかも無い。島の中央?には青島神社があり、春のキャンプで宮崎を訪れる巨人軍の絵馬などが飾ってある。前回来た時はここで厄年が42歳以外にもあることを始めて知ったっけ(1つで十分だと思うんだけどね)。

 そんなことを考えながら神社を見て、鬼の洗濯板でボーっとし、帰路に着く。バイクへ戻る途中、道沿いの店でマンゴーソフトを食べた。見た目はあたかもウ*コみたいだが、味はかなり良い。濃厚なマンゴーのお味がぐっどでした。
マンゴーソフト。濃厚で旨し。
青島までは明るい海岸の道。 青島神社。南国らしい?ちょっと派手めの色合い。
鬼の洗濯板。青島は周りを鬼の洗濯板で覆われている。かなり広く、ぼんやりするのに良いです。

 次の目的地は綾町にある照葉大吊橋だ。この吊橋は内陸にあるため、北上するルートには組みにくいが、歩く吊橋としては世界一の高さ(142m)らしいのでなんとしても渡っておきたい。というわけでルートに組み込んだしだい。宮崎市内で国道10号に曲がり、その後県道24、県道26号とつなぎ、照葉大吊橋へ。

 照葉大吊橋は下に県道が通っており、駐車場に向かう途中で吊橋の下を通ることになる。下から見た吊橋はなかなかのもので、早く渡ってみたい気持ちにかられる。はやる気持ちでいっぱいになりながら駐車場へ。入り口で通行料?300円を払い、いざ吊橋へ。

 照葉大吊橋は想像していたよりもずっとゴツく、人が渡るつり橋とは思えぬほど立派な支柱が立ち、「安全ですよ」と主張する。歩いてみるとさすがにゴツいだけありあまり揺れない。途中に数箇所、下が見えるようになっている場所があるが、あまり恐怖感は無い。渡りきった向こう側は遊歩道が続いているが、今回はパス。この吊橋の周辺は日本最大の照葉樹林帯となっており、新緑のこの季節は緑がとてもきれいだ。橋だけでなく、緑あふれる景色もなかなか良い。

 吊橋を後に再び北上するが、あえなく日の入りとなる。延岡あたりでユースを探そうとするが、なんと近くにユースが無い。結局、この日は暗闇の中、高千穂まで走り、高千穂ユースに泊まった。夜走るのは疲れるね。
綾町は照葉樹林で有名。新緑の照葉樹林は実に美しかった。 県道より吊橋を望む。上からだけでなく下からも覗くことができるのは良いね。
歩道専用の吊橋とは思えぬほど立派な支柱。 橋の途中に数箇所下が見える場所がある。
吊橋の長さは250mあり、なかなかの渡り応え。周囲の山々の景色が美しい。



宮崎県観光全般のリンク:http://miyazaki.daa.jp/aoshima/index.htm
青島
場所 宮崎県宮崎市青島
特徴 日南海岸の北端に位置し、歩いて渡れる小さな島。亜熱帯植物生い茂る島の中心には青島神社があり、また島の周囲は鬼の洗濯板と呼ばれる岩礁帯が広がる。
料金 無料
照葉大吊橋
場所 宮崎県綾町南俣
特徴 人が歩いて渡るつり橋では日本最大の高さを誇る。
橋の辺り一帯は照葉樹林がとてもうつくしい。
料金 300円
リンク http://www.town.aya.miyazaki.jp/ayatown/index.html
高千穂YH
場所 宮崎県高千穂町三田井
特徴 観光地で有名な高千穂峡の近くにあるユースホステル。アットホームな雰囲気がただようところ。
場所が分かりづらいのでリンク先の地図を良く見て行くことを進める。
料金 素泊まり2800円、朝食500円、夜食900円。
ビジター1000円増し。
リンク http://www.jyh.or.jp/yhguide/kyushu/takaciho/






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