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その9
トランスミッションオイル交換


883は(ハーレーは)エンジンオイルとトランスミッションオイルが分かれており、どっちも定期的に交換しないといけない。

883のトランスミッションオイル交換目安は16000kmごと。
エンジンオイル交換2回にトランスミッションオイル1回交換と覚えておくとよい。

トランスミッションオイル交換には下記部品が必要。
 ・オイル: ハーレー純正 Formula+ 32oz(946ml)×1
 ・Oリング: パーツNo 11105 ×1
 ・シール材: LOCTITE 565 ×適量
手順は
・古いオイルを抜く
・ドレンプラグ締める
・左のステップ外す
・クラッチカバーを外す
・新しいオイル注入
・クラッチカバー、ステップ取り付けて終了


エンジンオイルと同様に、トランスミッションオイルもオイルレベルを確認する際、車体を直立させる必要がある。

スタンドがあればよいが、ない場合は板などをサイドスタンド下に挟むと良い。伸二郎は薄いレンガを買ってきてそいつを挟んだ
<古いオイルを抜く>
オイルの出を良くするため、オイル交換前にエンジンを暖めておくこと。

車体下にあるドレンプラグを外してオイルを抜く。

ドレンはこいつだ。
オイルはエンジンオイルよりも色が薄い感じだ。
オイルが抜けたらドレンプラグを締める。
ドレンプラグにはゴムのOリングがあり、
Oリングは新品に交換する。

また先端の磁石に金属粉がついているので取っておくこと。
さらに今回、ドレンプラグにシールテープ巻いた。

本当はLOCTITE 565というシール材を塗布するのだが、
事前に入手するのを忘れて、
シールテープは水道工事用を使用。

熱とかオイルとかに弱くないのか気になったが、
もともと気休め程度(と勝手に解釈)なので良いかなーって(大丈夫か?・・・)
トランスミッションオイルのドレンプラグ締め付けトルクは19-40.7Nm。
伸二郎は中央の30Nmで締めた。

相変わらず、トルクレンチのカチッって感触はいいもんだ。
ドレンプラグ締めたらオイルを注入する準備。

まず左のステップを外す。
ボルトは2本。
そしてボルト6本外して、クラッチカバーを外す。
新しいオイルを注入。
オイルはこいつ。
オイルを隙間から直接注ぐが、少し注ぎにくいのでジョウロとか用意しておくと良いだろう。

オイルレベルはクラッチダイヤフラムスプリングが浸る程度・・・ってわかりづらいよね。
黒い円盤がそれで、見づらいから黒い円盤周りの銀色のやつが浸る程度を目安にした。
あとはクラッチカバーを締めて(トルクは9.5〜12Nm)
ステップつけて(トルクは61-68Nm)できあがり。
なんだかんだでエンジンオイルと合わせて3時間もかかってしまった。
最初だから仕方ないか。


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