883は(ハーレーは)エンジンオイルとトランスミッションオイルが分かれており、どっちも定期的に交換しないといけない。 883のトランスミッションオイル交換目安は16000kmごと。 エンジンオイル交換2回にトランスミッションオイル1回交換と覚えておくとよい。 トランスミッションオイル交換には下記部品が必要。 ・オイル: ハーレー純正 Formula+ 32oz(946ml)×1 ・Oリング: パーツNo 11105 ×1 ・シール材: LOCTITE 565 ×適量 |
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手順は ・古いオイルを抜く ・ドレンプラグ締める ・左のステップ外す ・クラッチカバーを外す ・新しいオイル注入 ・クラッチカバー、ステップ取り付けて終了 エンジンオイルと同様に、トランスミッションオイルもオイルレベルを確認する際、車体を直立させる必要がある。 スタンドがあればよいが、ない場合は板などをサイドスタンド下に挟むと良い。伸二郎は薄いレンガを買ってきてそいつを挟んだ |
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<古いオイルを抜く> オイルの出を良くするため、オイル交換前にエンジンを暖めておくこと。 車体下にあるドレンプラグを外してオイルを抜く。 ドレンはこいつだ。 |
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オイルはエンジンオイルよりも色が薄い感じだ。 | ||
オイルが抜けたらドレンプラグを締める。 ドレンプラグにはゴムのOリングがあり、 Oリングは新品に交換する。 また先端の磁石に金属粉がついているので取っておくこと。 |
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さらに今回、ドレンプラグにシールテープ巻いた。 本当はLOCTITE 565というシール材を塗布するのだが、 事前に入手するのを忘れて、 シールテープは水道工事用を使用。 熱とかオイルとかに弱くないのか気になったが、 もともと気休め程度(と勝手に解釈)なので良いかなーって(大丈夫か?・・・) |
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トランスミッションオイルのドレンプラグ締め付けトルクは19-40.7Nm。 伸二郎は中央の30Nmで締めた。 相変わらず、トルクレンチのカチッって感触はいいもんだ。 |
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ドレンプラグ締めたらオイルを注入する準備。 まず左のステップを外す。 ボルトは2本。 |
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そしてボルト6本外して、クラッチカバーを外す。 | ||
新しいオイルを注入。 オイルはこいつ。 |
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オイルを隙間から直接注ぐが、少し注ぎにくいのでジョウロとか用意しておくと良いだろう。 オイルレベルはクラッチダイヤフラムスプリングが浸る程度・・・ってわかりづらいよね。 黒い円盤がそれで、見づらいから黒い円盤周りの銀色のやつが浸る程度を目安にした。 |
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あとはクラッチカバーを締めて(トルクは9.5〜12Nm) | ||
ステップつけて(トルクは61-68Nm)できあがり。 | ||
なんだかんだでエンジンオイルと合わせて3時間もかかってしまった。 最初だから仕方ないか。 |
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