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みずがき山 '05年10月


翌朝、5時00分に目を覚まし、食事を取るも、その後ウダウダしてしまう。

今日は西沢渓谷から登るのだが、車を西沢渓谷の登山者駐車場に止めるか、道の駅に止めておくかのしょうも無いことで2時間も悩み、結局登山開始は予定より45分遅い7:15分だった。

車は結局西沢渓谷の登山者用駐車場に停めた。後で分かったことだが、ここでも道の駅の砂利駐車場でもどっちに止めてもかまわないらしい。
さて、気を取り直して登山開始だ。

最初は舗装された林道歩き。林道はR140の高架の下を通り、西沢渓谷へと続いていく。

するとすぐにゲートが有り、ここから歩行者専用道となっている。ここには登山届けを出すボックスも設置されている。
10分ほど歩くとトイレが有り、ここで道は2つに分かれる。徳ちゃん新道へは未舗装の道を行く。

分岐から20分程で西沢山荘(休業中)に着く。徳ちゃん新道のはここから始まる。
徳ちゃん新道は始めのころは唐松の綺麗な森を行く。傾斜は最初は緩いが、程なくきつくなる。

ただ、雰囲気が良い為かそれ程疲れない。
急傾斜を続けていくと、登山道に雪が現れ始めた。稜線にしか雪は無いかと思っていたのでちょっと意外。
雪がほとんど無いものと思っていたのでこの日は夏山用登山靴を履いていた。

うーん、不覚。つま先が冷たい。。。
しばらく登って行くと、後ろの展望が開けた。今日はすこぶる天気が良い。遠く富士山も綺麗に見える。
急登をこなしていくと近丸新道と合流する。合流点から先は所々アイスバーンになっていたので、アイゼンを装着。今日も6本爪だ。
しばらく尾根筋の急登を続けると針葉樹の静かな森に入る。針葉樹の原生林は適度に空間が開いており、気持ちが良い。
原生林の急登をこなすと、再び登山道は細くなる。この辺りから雪が深くなり、ひざ下まで足がズボズボ埋まるようになる。案外、雪が多いんだな。
急登と雪に体力を奪われ、なかなかキツイ。しかし、あと少しで休憩予定地のガレ場につくことが分かっていたので、力を振り絞り、登っていく。

そしてようやく今日の休憩予定地、ガレ場の展望地につく。ここは南側が崩壊しており、眺めが良い。

ほら、周辺の山々もクッキリ。。。のハズがなぜかガスに包まれ、東側の展望皆無。どうやらガスが湧いてきているみたいで、富士もかすかに見えるだけ。うーん、残念。
南、西はガスがあまりかかっておらず、眺めが良い。鶏冠尾根越しに見えるのは北奥千丈岳と金峰山だろうか。どっしりと立派な山容だ。
しばらく眺めを楽しんでいたかったが、谷から湧き上がるガスが甲武信岳の展望を奪ってしまわないか心配で先を急いだ。絶対晴れた頂上を手に入れるんだ。


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