猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1
出発


4/27
ほぼ予定通りに起きる。忘れ物が無いか再度チェックして出発。まー、パスポートとチケット、お金、カメラさえあればあとは何とでもなる。たぶん大丈夫だろう。

母ちゃん家へ立ち寄り、母ちゃんを乗せ、セントレアへ。道は程々に混んでいたが時間には余裕がある、ゆっくり行けば良い。

途中から高速でセントレアに。一番近くの駐車棟は満車で少し離れた駐車棟へ。さすがGWだ。

いつからかわからないが、セントレアの駐車場は6日目以降が無料となり(〜30日までなら上限が7500円)長期旅行の駐車利用がしやすくなった。重い荷物を持ってるときはやっぱり車が便利だし、時間的にも目の前の駐車場に止めれるのは良い。
今日はフランクフルトで乗り換えてロンドンヒースロー空港へ向かう。フランクフルトまでの出発便は10:25発のルフトハンザLH737。今の時刻は8:30だから手続きを考えるとちょうど良い時刻だ。

飛行機に乗りなれていない伸二郎はここからすでに新鮮。何すんだっけ?とそわそわ。大体の流れは空港HPに載っているので事前に見ておくとよいだろう。

飛行機に乗るにはまずチェックインという行為が必要。これは航空会社のカウンターで搭乗券を発行する手続きだが、伸二郎は事前にネットで済ませていたため不要。搭乗券はネットでダウンロードして自宅でプリントアウトできるのだ。便利になったもんだ。

チェックインには20、30分ほどかかることもあるだろうからネットで済ませておくことをお勧めする。
自宅でプリントアウトした搭乗券はこんなん。バーコード部分を機械で読み取るので汚さぬように。右のシールみたいなもんは荷物を預けた時の控え。
次にスーツケースなど大きな荷物を航空会社のカウンターで預ける。チェックインをする人はチェックインと同時にするのかな。荷物は今回利用したルフトハンザでは一人あたり23kgまでだった。他の航空会社も似たようなもんだろう。重量は自宅で体重計などを利用して計っておくとよいだろう。

チェックイン、荷物を預けたら次に出国手続きへ。

まずは手荷物検査。朝ゆえか、なかなかの行列。出国手続きは時間がかかるので余裕を持って空港に来ること。だいたい出発の2時間前くらいが良いらしい。
手荷物検査を終えたら出国審査。パスポートと搭乗券を見せてハンコ押してもらう。
手続きはこれにて終了。あとは飛行機の搭乗ゲートに行って搭乗すればよい。搭乗ゲートは搭乗券の「Departure Gate」という欄に載っているがよく変更となるので空港内の案内看板(下の写真では「搭乗口のご案内」というところ)などを見てチェックしておくこと。
時間になり飛行機に乗り込む。今回は一番後ろの席を予約しておいたのであまり気を使わなくて良い。席を自由に選べるのは個人旅行の良いとこだな。

そして出発。あまりダイヤの激しくないセントレア、出発もどこかのんびり。

相変わらずあまりGを感じない加速を続け、いつの間にやら空へ。晴れ渡る空の下、飛行機は名古屋の上空を北へと進み、岐阜、長野の上空へ。

少し雲が出てきた。雲間からは雪を抱く山がところどころに見える。この旅行に行ってなかったらあの稜線を歩いていただろうな。「来年はどこに登ろうかな」とずいぶん早い構想を抱きつつ飛行機は北へ。
日本海に入ると海しか見えず暇に。そんな時、最初のドリンクサービスが来た。日本から乗ったとはいえ、ドイツの航空会社。日本人スタッフ以外は基本英語使用。

何が良いかと言われ、「Apple Juce」と伝えたつもりが出てきたのはドイツビール。やれやれ、俺の英語はそこまでイマイチなのか。この先思いやられるねぇ。。。
12時になるとお昼御飯が出てきた。今日のメインは牛肉のソテーか、揚げ鳥の野菜餡かけだったが、前から順に配っていたため、後ろの席は残りもんしか選べず。まー、ほどほどに美味しいかったから良しとするか。。。
飛行機は海を越え、ユーラシア大陸へ。しばらく茶色の退屈な景色が続き、退屈だったが、2時間ほどして覗いてみると不思議な模様の景色が広がっていた。
場所はロシアの真ん中やや右。バイカル湖の右上の辺り。
さらに進んでいくとシベリア高原だろうか、真っ白な雪原とグランドキャニオンのごとく削られた溪谷が見えた。大陸らしい広大な景色にしばしうっとり。
が、あまりにまぶしく、ずっと見てると目がおかしくなりそうだったので、再び機内の暇つぶし時間。日本からヨーロッパは搭乗時間が長いのがちょっとつらいところだなぁ。(片道13時間)。

そんなお暇な時間も終盤へ。夕食が出てきた。昼食よりも劣る内容だが、味はぼちぼち。当然のこと?ながらやはり料理の選択権はなく、残ったほうで。後の席には選択権は無いのです。。。
長ーい搭乗時間もいよいよ終わり。飛行機は高度を下げ、窓の外にはフランクフルトの街並みが。そのまますんなり着陸するかと思いきや、突然の雨で一度旋回し直し。この間機体は揺れてちょっと酔ってしまった。

ようやく着陸するもフランクフルト空港は広く、混雑しており、飛行機はひろーい空港内をぐるぐる移動した末、ターミナルビルでなく、バス移動の場所に着いた。

ターミナルビルへはここからバスで向かう。バスはイタリア以来の2連バス。ちょっと懐かしいね。
バス移動は面倒だが、飛行機が間近で見れるので飛行機好きには良いだろう。

これは飛行機(今回はエアバスA340?だったかな?)のエンジン。中央のしるしがちょっと面白い。
ターミナルに行くと、次のロンドン行きの搭乗ゲートを確認。搭乗ゲートは本当によく変わるのでチェックは必須。
今回は2便とも同じ航空会社だったので次のロンドン行の便のチェックインは必要なく、搭乗ゲートに向かえばよい。

搭乗ゲートの前には次の飛行機への手荷物検査があった。
ロンドン行きの便は軽食(ウィンナーとマッシュポテト、クラッカー?)。ウィンナーは普通。マッシュポテトは少し酢が入っているのか酸味があってなかなか美味しかった。
イギリス上空はプチ積乱雲が発生しており、荒れ気味。飛行機は積乱雲に突っ込まないように左に、右によけながら進んでいるようで、それがなんだか愉快。

が、よけきれず雲に突っ込むと機体は結構揺れ、スリリングで楽しいが少し酔い気味に。。。
ようやく収まりかけた頃、雲間から街並みが見えてきた。大きな街なのでロンドンだろう。
街並みをよく見ると川沿いに観覧車が見える。間違いない、ロンドンの中心部だ。川はテムズ川で、観覧車はロンドンアイ。右側にはセントポールも見える。もうすぐ到着だ。
飛行機は市街地を抜け、緑が美しいイギリスらしい風景へ。

そしてさらに高度を下げ、ヒースロー到着。ヒースローもフランクフルト同様巨大な空港だ。

飛行機を降りて、まず入国審査へ。場所を聞くが、英語があまり聞き取れず一苦労。ふー、英語は何となくわかると思っていたが、全然できん。英語もっとやっとくべきだったなぁ。

それでも節々に聞こえる単語とジェスチャーをもとに入国審査場所に行き、パスポートと入国カードを出して手続きへ。審査官は一言二言話しかけてきたが、「わからん」と返すと、「しかたねぇやつだ、もおいいぜ」といった感じでぶっきらぼうにハンコを押していた。ちょっと海外を実感。

入国審査の後は荷物を受け取り、税関は該当無いので素通り。
空港の到着ロビーには兄が待っていた。今日、明日と兄の家で泊まる予定。ここから車で送ってもらう。

既に日本時間では夜中の2時を過ぎており、とても疲れていたので迎えに来てもらったのはとても助かった。

道路から見える家々はどれもおしゃれでイギリスにいることを実感させる。イギリスの家は外観が古いものが多く、雰囲気があって良い。
兄の家に着くと、ちょいと小腹を見たし、風呂に入って就寝。時差ボケ、というか睡眠不足で頭がぐらぐらしていた。明日ちゃんと起きれるかな?


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イギリス、フランス旅行2012年GW

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