アミアンからの電車はリールからの電車とは違った雰囲気だった。拳銃を持った警官が車内を巡回しており、犯罪が少し多いのかなと感じさせた。ただ、警官がいるってことで安心はできたし、実際何事もなかった。 車窓からは広大な丘陵地帯が見えていたが、だんだん建物が多くなり、パリに近づいてきたことを実感させた。さらに建物が多くなってきたころ、パリ北駅(Gare du Nord)に到着のアナウンスが流れてきた。 電車を降りるとメトロのホームを目指す。ちょっとしたことだが、フランスではエレベーター・エスカレータが無いところが多い。階段オンリーの場所は普段なら何とも思わないが、重いスーツケースを持っている時や年配者と同伴の時には少し気になるなぁ。 さて、案内板に従い歩いていくと改札があったが、メトロの切符売り場が無いように思える(実際にはあったんだと思うが・・・)。 うーん、良くわからんので駅員に「ここ(メトロのチュイルリー駅)に行きたいんだ」と話すと切符を売ってくれたのでこれで改札を通る。 改札はRER(エール・ウ・エールと読む)という鉄道とメトロの両方を兼ねているかのようで、地下鉄ホームは離れている。案内板のメトロの表示に従い進む。 パリのメトロは路線が番号と色で分けられており、結構わかりやすい。 |
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また、現時刻、次の電車の待ち時間、その次の電車の待ち時間が表示され便利。これまた名古屋地下鉄との比較になってしまうが、パリのメトロのほうがわかりやすく、便利に感じる。 ホームの雰囲気も特に暗くなく、不安は感じない。 |
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メトロ4号線に乗り、シャトレ(Chatelet)駅で1号線に乗換え、ホテルのあるチュイルリー(Tuileries)駅へ。1号線はなかなか進んでいるようで、ホームに転落防止用?のドアがついていた。 | ||
チュイルリー駅を出ると、正面にはパリらしい景観。素敵だ。 宿泊するホテルブライトン(Hotel Brighton)は黄色のバスの前の建物。駅からは歩いて5分もかからない距離。楽で良かった。 今回の旅ではこのホテルブライトンに5連泊する。 |
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ホテルブライトンの入口。入口隣の柱にはホテルの等級(ここは4つ星)が掲げられている。入口に建つとドアは勝手に空いた。どうやら中から操作しているようだった。 | ||
今回の旅行で泊まるホテルはすべて事前に予約・支払してあるので、チェックインは名前を告げるだけ。一応、予約の控えを持っていくと安心。 ただし、予約に用いたクレジットカードは提示する必要があったりするので持参すべし。また、住所、氏名、電話番号はホテル専用の紙に書く必要があったので、英語で住所は書けるようにすべし。 ホテルの人は基本的には英語対応だったが、ごくごく簡単な日本語も話せる人がいて安心した。 今回予約したエグゼクティブルーム(Exective room)はベッドがちゃんと3つあって部屋の広さも十分だった。(ベッドは事前に「人数分」と要望したおかげかな?) |
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そしてエグゼクティブルームの良いところは何と言っても眺望。通りに面した上階にあったため、窓からの眺めが素晴らしかった。 | ||
すぐ目の前には緑が美しいチュイルリー公園とルーヴル美術館、その向こうにはオルセー美術館と空に聳えたつモンパルナスタワーなど、パリのランドマークが一望に。 | ||
視線を右に移せば、パリのランドマーク・エッフェル塔、左にはアンヴァリッドが輝く公園の緑の向うに見える。うーん、良いとこだ。ネットで調べまくって予約した甲斐があったなー。 | ||
お風呂はバスタブ付きで別にシャワースペースがある。洗面はシンクが2つあって朝とか便利。そして日本人にうれしいのがトイレが別(セパレート)であること。誰かがお風呂入っている間にトイレ行きたくなっても安心だ。 ネットはWiFiが使えた。使い方はネットに接続すると勝手に表示される画面にIDとパスワードを入力すれば良かった。IDとパスワードはフロントで聞くと教えてくれる。自分のパソコンを持ってそれを見せながら聞くと良いだろう。 |
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さて、ホテルでまったりした後は晩飯へ。うろうろ探していたが、めんどくさくなってホテルに割と近い日本料理っぽいお店にした。 | ||
実際の中身はほぼ中華で隣に中華料理屋があったので、系列なんだろう。 メニューは日本語で書かれており、日本人には安心だ。 嫁はラーメンセット(ラーメン+半炒飯+半餃子 11.2ユーロ)、伸二郎は味噌バターラーメン(8ユーロ)、母ちゃんはD定食(鳥フライ+冷奴 12.5ユーロ)。値段もお手頃で助かる。 炒飯、餃子はぼちぼち美味しい。 |
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ラーメンは微妙。麺に少し癖があり、味噌バターのようなスープが濃いものは気にならないが、醤油ラーメンでは少し気になった。味噌バターは普通にいける。 | ||
定食の冷奴、ご飯はいまいちだったが、味噌汁はけっこういけてたな。 ざっくり言うと中華はぼちぼち美味しいが日本っぽい料理は少し味が違うみたい。 後で教えてもらったが、ピラミッド(Pyramides)駅の東側一帯に日本料理のお店が多くあるところがあり、そこなら結構日本食もいけるらしい。美味しい日本食が食べたいと思う人はそちらへどーぞ。 |
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食事の後は明日の朝食(ホテルは食事無予約にしたので)とお水とかを買いにスーパーへ。ピラミッドのモノプリ(Monoprix)は改装工事中で閉まっており、どうすっかと思っていたいたら、ホテルのすぐ近くにカルフール(Carrefour)発見。よっしゃ。 水、ジュース、パン、サラダなどを購入してホテルへ。水は大体500mlが6本で3ユーロぐらいから。 ちなみに、スーパーの店舗検索はGoogle mapの検索欄に「Monoprix」とか「Carrefour」とか「Franprix」とか入力して検索すれば良いだろう。 カルフール、フランプリはHPの検索のほうが便利かな。 カルフール(Carrefour) フランプリ(Franprix) ネットがつながる環境(ホテルとか)なら当地で、つながらなければ旅行に行く前に調べておくと良いかな。 |
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ホテルに帰ると、窓からはパリの夜景が見えていた。エッフェル塔は1時間に1回きらきらと点滅して綺麗だった。 | ||
お風呂に入って就寝。お風呂のお湯はアツアツにならなかった。これだけが唯一このホテルの残念だったところだ。改善要望出しておくかな。。。 |
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