5/5 6時起床。夜明けのモンサンミッシェルを撮ろうと外に出るが、霧がかかってモンサンミッシェルは上のほうが見えない。 それでも日の出時には霧が晴れるかもしれないと島に向かい歩き出す。辺りには歩いて島まで渡る人たちがちらほらいた。みなさん、朝から健康なことで。 ちなみに、モンサンミッシェルまでは対岸のホテル街から歩いて30分(2kmくらい)だ。 日の出時刻になったが、期待もむなしく、霧が晴れないまま、いつの間にやら辺りは明るくなった。海を渡る冷たい風に体が冷えてきたのでホテルに戻ることに。 |
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チェックアウトの準備をしてから朝ご飯。この旅で初めてホテルで朝食。やっぱり楽だな。品数は多く無かったがビュッフェ形式で好きなものをまったり食べれたので良かった。 | ||
ホテルのレストランからはこの眺め。右に見えるのはモンサンミッシェルに行くシャトルバス。利用は無料だ。 肝心のモンサンミッシェルはまだ霧で頂上が見えない。早く晴れてこないかな。 |
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朝食を食べ終わり、チェックアウトをする。モンサンミッシェルを観光する間スーツケースをホテルで預かってもらう。 さあ、バスに乗ってモンサンミッシェルへ。バスはツアー客が乗ったことで満員に。そのほとんどが日本人ツアー客だった。さすがGW。 バスは5分もかからずにモンサンミッシェル到着。ふーん、こんな感じか。大体想像通りかなぁ。 |
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記念写真を撮り、島内を観光する。島に入ったところに観光協会みたいなもんがあり、日本語パンフレットをくれた。 島はとても観光地化が進んでおり、通りの両側には観光客向けのお店がずらり。日本で例えるならば江の島とかになんのかな。雰囲気は悪くないが、少し観光地過ぎるなぁ。 |
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モンサンミッシェルはその外観から想像する通り、結構な山である。名前意にもあるしね。モン(Mont)=山 サン(St)=聖 ミッシェル(Michel)=ミカエル ⇒「聖ミカエルの山」って。 島の一番上にある修道院までは急な坂道と階段を上って行くことになる。エレベーターとかエスカレーターとか無いので運動嫌いには辛いところ。 |
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さて、ようやく修道院に着き中に入ると(9ユーロ)またもや階段。修道院には入ったが、修道院は2重構造みたいな感じでまだ建物の中には入っていなかった。 建物の入口は階段を上りきった一番上にある。頑張って登りましょう。 |
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階段を登りきると修道院付属の教会の前に出る。 | ||
教会前はちょっとした広場になっており、島に続く道路や対岸の土地、周りを取り囲む干潟などが見渡せる展望地だ。 | ||
一通り眺めを楽しんだら教会から建物の中へ。 モンサンミッシェルはいたって素朴な内装。もともとはステンドグラスがはめられていたらしいが、火事で焼失したり、牢獄として使われた時代に外されたりして無くなったんだとか。うーん、残念。 教会から隣に行くと中庭みたいなところに出た。ちょっと雰囲気が良いところだ。 |
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修道院は最初に一番上の教会まで行った後はずっと下り。途中にいろいろな場所があるが、どこも素朴で華やかさは無く、ちょっと物足りない感じもする。まー、修道院に華やかさを求めてはいけないのかもしれないが。。。 | ||
最後にお土産屋さんを過ぎると建物の外に出てちょっとした庭を通ると修道院出口。ふーむ、想像してたほどの感動はなかったなぁ。まー、修道院だから、こんなもんか。 悪くは無いと思うが、期待しすぎていたために少し物足りなさを感じた。ガイドブックはちょっと大げさに書きすぎだな。 修道院を出ると、急な坂道を下り島の入口まで戻る。ここで昼食。今日はガイドブックにも載っているモンサンミッシェル名物のオムレツで有名な「ラ・メール・プーラール(La Mere Poulard)」でお昼ご飯なのだ。 何にしようかとメニューを見ると、コース料理しかない。しかも45ユーロ〜となかなか高い。実はお昼時以外はもう少し安いコースや単品もやっているが、観光客の多い昼時は高いコースしかやってないのだ。ちょっと気に入らないなー。 仕方ないのでコースを3人前注文。前菜はまー、ふつうな味。 |
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そしてメインのモンサンミッシェル名物オムレツ。どでかいかと思いきや、そんなに大きくなく、十分食べきれるサイズ。 泡立ててある玉子を焼いているためふんわりというかちょいタラタラ。味はほとんどないので、付け合せのマッシュポテト?のようなものを載せて食べるか、塩(テーブルにない場合もあるので頼むべし)で味を調えるべし。 まー、味は好みかな。伸二郎と母ちゃんはイマイチと言っていたが、嫁はボチボチだとか。少なくとも普通のオムレツのほうが美味しい気が。。。 |
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コースはオムレツ以外のメインも選択できる。もう一つは内臓のスープ。注文するとき、店員がしつこく「内臓ですよ、わかってますか?」と聞いてくるのでなんだしつこいなと思っていたら、料理が来てちょっと納得。 内臓ってホルモンのことだったのね。これもこの地方の名物料理らしい。味は微妙だ。ホルモン嫌いなら間違いなく嫌いだろうが、ホルモン好きは評価が分かれそう。伸二郎は好きでも嫌いでもない感じ。おすすめはしない。 |
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最後にデザートが来てコース終了。デザートはアイスやタルトだったが、どれも普通なお味。総じて特に美味しいわけでも無く、値段も安くないのでゆったりお昼ご飯を食べたいって人や絶対名物を食べたいって人以外はおすすめしない。 | ||
お腹も膨れたところでモンサンミッシェルを後に。帰りもシャトルバスで。 このシャトルバス。ちょっと面白い。この写真で見ると、右側が運転席になっているが、このバスを左側(運転席と反対=後側)から覗いてみると・・・ |
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あれ、こっちも前見たい。実はこのバス、電車と同じように前にも後にも運転席がある。バスが長いので転回しにくいからこの形になったのかな。ちょっと珍しいね。 | ||
スーツケースを引取り、ホテルのおねーさんに別れを告げ、レンヌ行のバス停へ。時間になり、バスに乗り込む。行きと同じく空いていてゆったり。 バスは予定時刻よりも20分ほど早くレンヌ駅に到着。乗換えが心配だったが早く到着したおかげで余裕だった。 帰りのTGVもイマイチな1等席。はぁ、同じチケットで2等席に変わりたい。。。 そんな時間もそれほど長くなく、モンパルナスに到着。 今日はモンパルナスの駅の隣にあるホテル「プルマンパリ・モンパルナス Pullman Paris Montparnasse」に泊まる予定だ。ホテルの位置分かるかな?と思っていたが、出口を出てすぐに分かった。こりゃ、わかりやすい。 |
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プルマンのすぐ隣にはスーパー(フランプリ Franprix)もあり、とても便利。駅の隣だし、スーパー隣だし、プルマン良いとこにあんな。 | ||
ホテルに入ってびっくり。おお、こりゃすごいや。とても高級じゃないか。「4つ星ホテルとはいえ、ビジネスホテルでしょ」なんて勝手に思ってたが、だいぶ違うようだ。 | ||
チェックインを済ませ、エレベーターに乗る。が、最初使い方が良くわからなかった。 エレベーターは部屋のカードキーをかざさないと行先階のボタンが反応しないしくみになってたのだ。すげーな。パリらしからぬ最新設備だな。 |
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部屋もなかなか高級感あふれる。デカいベッド2つとでかい液晶テレビ、ちょっとしたカウンターなどお洒落だ。 ただ、部屋の広さはそれほどでも無いかな。 |
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お風呂はユニットバスだが、フランスにしてはちょっと深めのバスタブがあり、設備も綺麗で良かった。 | ||
夕飯は隣のフランプリで買ったもので済ませた。フランプリには電子レンジがあったが、使い方がわからず現地の人に聞いてようやく使えた。電子レンジは日本メーカー(HITACHI)だったのに。。。 食事を食べた後、お風呂に入って、明日の飛行機のチェックインをネットでしようとするがWiFiが使えない。 1階エントランスのインターネットカウンターみたいなところで部屋番号言って使えるか聞いたら「使える」との回答。ホントかよと思って部屋に戻ったら使えた。ただ、電波が少し弱いみたいで何度か途切れることがあった。最初使えなかったのは電波が弱かっただけか? この日はちょっと夜更かして飛行機のチェックインを済ませた。これで明日は空港で少し余裕がうまれる。 安心して眠りに着く。明日でいよいよこのヨーロッパ旅行も最後か。。。 |
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