トゥールに着いて、次の列車を検索すると、機械の調子がおかしいのか、17:00以降の列車しか出てこない。17時の列車では戻ってきたら19時以降。パリ行のTGVに乗れないではないか。これはありえん! いやいやおかしいでしょ。まだ15時だよ。16時ぐらいに次の列車あるでしょ。と疑い、再度調べるが同じ結果しか出てこない。 ここで気づけば良いものを疑い深い伸二郎は「はっはーん、さては隣のサン・ピエール駅発かもしれんな。よし、サン・ピエール駅行くか」とせっかくトゥールに来たのに前の駅に戻ってしまう。 結局、隣駅に行っても同じ結果しか出てこず、単に往復の1時間損してトゥールに戻るのだった。むぅ、郊外列車のダイヤ間隔恐るべし。。。 もうシュノンソーには行けないので、トゥールの町を観光することに。まずはトゥールのシンボル的な「サン・ガシアン大聖堂(Cathedrale St-Gatien)」に行くことに。 初夏を思わせる日差しの中、静かな通りを歩いていると、突然サン・ガシアン大聖堂は現れた。いや、こりゃすげーじゃねーか。。。 |
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天を突くゴシック調の尖峰は力強さにあふれいつまで見ていても見飽きない。 | ||
なかはカーブを描く天井とステンドグラスが美しい。 | ||
振り返ると光が差すステンドグラスを見つめる人々。なんだかいい雰囲気じゃないか。 | ||
内外装に満足し、サン・ガシアンを後に、本当に素晴らしい大聖堂だった。見に来て良かったな。。。 | ||
サン・ガシアンを後に町の西側にある旧市街を目指す。 途中の道は旧市街ってわけじゃないと思うんだけど、既にすごくいい雰囲気。この場所でも日本で考えたら十二分に古いんだろうな。この後、旧市街もちら見したが、こちらのほうが雰囲気が良かった。 人がきちんと生活している雰囲気が好きなのかな? |
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旧市街に着いた頃にはすでにTGVの発車時刻が気になっていて、ちゃんと観光できなかった。あのサン・ピエール駅への往復1時間が痛かった。 街中に突然ローマ時代の建造物が出てくるのはびっくりするが、サン・ガシアンを見てからだと少し感動が薄れちゃうかな。順番的に、こっちを先に観光するほうが良いだろう。 旧市街、ゆっくり観光したかったけど、残念ながら時間切れ。時間にゆとりを持てる人間になりたいなぁ。 |
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旧市街から駅への道、いよいよ時間がやばくなってきて、駅までランニング。のんびり歩く人々の中を走る人生遅れ人。まったく、いつもこれだから困まっちゃうね。 走った甲斐あって、無事にTGV乗車。よし、これで暗くならないうちにパリに帰れるぞ。 |
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パリに戻るとメトロに乗り、アンヴァリッドを目指す。アンヴァリッドの正面にかかるアレクサンドル3世橋(Pont Alexandre V)からのアンヴァリッドの眺めが観たかったのだ。 橋に着くとちょうど夕暮れ時で橋はなかなか綺麗。といってもすでに時刻は20時。パリの日は本当に長い。 |
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アレクサンドル3世橋もぼちぼちだったが、個人的にもっと良いと思ったのはコンコルド広場(Place de la Concorde)。 同じようにセーヌ川にかかる橋から見える場所だが、こちらはより広く、開放的で、中央に建つオベリスクと奥の歴史ある建物の組み合わせも実に素晴らしい。夕暮れ時は斜めから照らすオレンジ色の色彩が加わり、特に美しい。 |
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広場の中ほどに建つオベリスクへは真ん中らへんにある横断歩道(信号有)で行く。 オベリスクはエジプトのルクソール神殿から持ってきたんだとか。オベリスクの胴体部分に持ってきたときの方法?のようなものが書いてあった。 |
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コンコルド広場からチュイルリー公園を通り、ホテルへ。お腹も空いたので食事へ。 またもやめんどくさかったので英語の呼び込みに誘われ、すぐ近くのカフェに入った。 海老といんげんのサラダ。素材の味が強くて、伸二郎は少し苦手。マヨネーズをつけたら美味しく食べれた。マヨネーズってなんて素敵な調味料なんでしょ。 |
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メインは嫁がオムレツ。伸二郎が牛ステーキ。そんなに美味しくはなかった。それにしてもフランス人ポテト好きだなー。付け合せのポテト、いつも半端ないもんなー。 | ||
呼び込みに誘われ店に入ったことに少し後悔しながらホテルへと戻る。うーん、やっぱちゃんとホテルでお店きかんといかんな。。。 明日はエッフェル塔観光。晴れますよーに。。。 |
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