駅まで戻ってくると、帰りの電車の切符を買う。予約なしでSNCFの切符を買うのは初めてだが、特に難しいことは無かったな。 | ||
切符も忘れずに打刻して、帰りの列車に乗車。行き同様に広大な田園地帯をのんびり(スピードは結構速い)走って、モンパルナス到着。 | ||
モンパルナスに着いたのは15:45。少し遅いのでホテルに帰ろうかとも思ったが、まだまだ明るいのでモンマルトルMontmartre(モンパルナスじゃないよ。)にあるサクレ・クール寺院(Basilique
du Sacre-Coeur)に行くことに。 5月ともなれば、パリは夜遅くまで明るい。日が沈むのはなんと21時。17時、18時なんてちっとも夕方って感じでない。 そんなわけで、16時を過ぎてもまだまだ昼間。観光する気になっちゃうのだ。 メトロ12号線をアベス(Abbesses)で降りるとにぎやかな広場に出た。メリーゴーランドが楽しげなこのの場所はアベス広場。サクレ・クール寺院へはここから歩いて5分ほど。 |
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モンマルトルは丘の町。通りは坂が多く、雰囲気が良い。日本でも長崎、尾道、神戸、函館など坂がある町は素敵だ。坂がある町ってなんで雰囲気が良く見えるのかな。遠くまで見えるから?道の向うに空が見えるから?ふふっ、わかんねーや。 | ||
答えを出すことなくだらだらと考えながら歩いていくとサクレ・クール到着。といっても寺院にはまだ坂道を登って行かないといけないんだけどね。 緑が美しい芝生の向うには白いサクレ・クール寺院が青空に映えて美しい。緩やかで美しいドームと他にはない白さがサクレ・クールの特徴だ。晴れた日には本当に綺麗に見える。 |
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この日はメーデーとあって広場には人があふれていた。ストリートパフォーマンスも多く、結構人気のようだ。 フランスは駅や通りで歌やパフォーマンスをする人がとても多く、その多くがとても上手かった。さすがは芸術の町だなぁ。 |
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坂道は登っても大したことないが、母ちゃんもいるし、ケーブルカーで登ることにした。このケーブルカーの切符はメトロと共通券でナヴィゴで乗ることができる。1回券で乗るなら1.7ユーロだ。 | ||
このケーブルカー乗り場には結構強引な押し売り?が多かった。数年前にはやったミサンガを勝手に巻いておカネちょーだいっての。かなり積極的に来たが、しっかり断れば何のことはない。 この押し売りもそうだが、モンマルトルはスリとかが多いようなのでバックとかは盗まれないよう身体の前に持っておくのが良いだろう。 さて、ケーブルカーで上がると、後ろにはパリの素晴らしい展望が広がっていた。ここからの眺めはとても素敵でおすすめ。 |
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サクレ・クール寺院は入場無料。残念ながら内部撮影禁止だったので紹介できないけど、大聖堂とかよりもより市民に親しみやすい感じだった。 内部はこちらを参照(3分付近から内部の紹介)。 サクレ・クール寺院はドームに上がることができる。ドームへの入口は正面入り口の左手奥にある。 |
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階段を下りて突き当りに入口があり、料金(6ユーロ)を払ってチケットを買って中に入ると、ドームへの階段がある。階段は狭く、一方通行だ。 階段を上りきると屋根上に出て、さらに続く階段を上りきるとドームの展望台へ。 ドームからの景色は素晴らしい。すぐ隣の棟の景色も素敵だが、 |
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なんといっても素晴らしいのが360度広がるパリの眺め。市街地を一望にできる。 サクレ・クールまで来たらぜひドームに登って眺めを楽しんでほしい。 |
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眺めを堪能したあと、階段を降りてくと盛大なパイプオルガンの音が壁を越えて聞こえてきた。どうやらミサが始まったようだ。 中に入ると見事なパイプオルガンの演奏の下、ミサが行われていた。パイプオルガンをちゃんと聞くのは初めてかも。すごい迫力だな。 素晴らしい眺めに満足し、夏を思わせる暑い日差しの中、ホテルへと帰って行った。 ホテルに戻り、ちょいと休憩したあとご飯へ。ピラミッド駅付近まで店を物色しながら歩いたが、めんどくさいので日本語で呼び込んできた「ビストロ ピラミッド」という店に入った。 この店が全然ダメだった。概して、日本語で呼び込む店はダメなところが多いようだ。 日本語でかかれたメニューはあったが、日本語は特にできないみたいで、注文したら、別な料理持ってきたし、料理は遅いし、マズイし。。。最悪だった。ホテルでおすすめのお店聞いておけば良かったな。。。 |
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ホテルに帰ってお風呂に入って天気をチェック。明日はヴェルサイユに行く予定だが、どうも天気が良くないみたいだ。天気外れて晴れになってくれんかな。。。 |
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